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・同室

部活中、足を骨折した。

自分が思っていた以上に折れ方が酷いらしく、手術が必要と言われた。当然即入院。

大部屋しか空いていなかったのだが、たまたま入院患者が少ないのか、その部屋は俺1人だけ。

周りに気を使わなくてするのがありがたい、夜中、尿意を催し、トイレに行く。

薄暗い廊下が不気味なので、さっさと用を足して戻ると、巡回中 の患者さんが部屋から出てきた。

「病室の人は寝ているから静かにね」

人差し指を口元にあてる看護師の言葉に、俺は、部屋に入るのを躊躇した。











説明

大部屋とはいえ、自分1人しかいないはずの病室。

それなのに、深夜トイレに行って帰ってくると、巡回中の看護師に「病室の人は寝ているから静かにね」と言われるのは相当怖い。

自分以外に一体誰がいるのか、不安と恐怖で眠れぬ夜を過ごすことになるだろう。

意味がわかると慄く話 第1話

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