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女子1「あのさ、隣のクラスの仁人くんだよね?」
「はい、そうですけど、」
女子2「あのさ、勇斗くんとどういう関係?」
「僕と勇斗、くんは友達ですけど、」
女子3「いや嘘つくなよw ずっと見てたけど距離近すぎだろ」
「男子の友達ってそんなもんじゃないですか、?」
女子1「は?男子にしても近いだろw」
女子2「目障りなのでもう勇斗くんとは関わらないでもらっていいですか?ww」
勇斗「おい」
後ろから勇斗くんの声が聞こえてきた。
女子1「勇斗くん!あのね、この子がすごい私たちのこと、」
「俺のダチに手出すんじゃねえぞ」
女子3「勇斗くん、それは違くて、この子から急に、」
「仁人行くぞ」
「え??」
僕は勇斗くんに腕を引っ張られながら、廊下を走った
「は、勇斗くん、どうしたの?」
「わりぃ、シューズ忘れたから教室戻ったら、なんかお前が女子と絡んでたから、勢いで腕掴んだ。」
「そうなんだ、ありがとう、でも僕は大丈夫だよ、」
「だめだ、また戻ったら女子に絡まれるだろ、俺がじっとしてられねぇから俺の朝練ここで見てろ」
「え、?わかった、」
勇斗くんは俺のことを守ってくれたのか?
なんで僕を庇ったのか、
僕は勇斗くんの朝練の姿をじっと見つめながらずっと考えた。
そして朝練が終わった勇斗くんが戻ってきた。
「お疲れ様。」
「おう、ありがとう、どうだった?俺のサッカーしてるところ」
「前よりめっちゃ上手くなってるね、びっくりしたよ」
毎日4階の窓からサッカー練習してる所見ているなんて言えない。
「そっか?ありがとな、仁人とも久しぶりにサッカーしてぇなー」
「僕は下手だからむりむり!今の勇斗くんにはかなわないよ、」
「そっか?まぁ、仁人ドジだしな笑笑」
「うるさいな、昔はお前より上手かったんだからな!」
「そうだっけ?忘れたな笑笑」
1年振りに、他愛のない話をした。
この時間がずっと続いていて欲しい。
「仁人、今日も部活あんぐらいに終わるの?」
「あーそうだね、コンクール近づいているから遅くなるかな」
「そっか、がんばれよ!」
「ありがとう!、なにどうしたの?」
「いや、また時間合ったら昨日みたいに帰りたいなと思って」
「ほんと?帰る!昨日と同じくらいの時間ね!」
「おう!」
そして朝のチャイムがなり、お互い教室に入った。
授業も終わり、部活も順調に進んだ、
しかしここで部活内にいざこざがあり、話し合いが始まった。
これは長くなりそうだ、
このタイミングで帰ります!とも言えないし、
けど、勇斗くんも校門で待ってるし、
女子同士の言い争いは止むことも無く、30分後に顧問が来て、この話は明日にもちこすことになった
昨日より30分遅れてしまった。
やっと勇斗くんと話せる。
僕は嬉しくて廊下をダッシュして玄関を抜け、校門に向かった。
「おまたせ!」
しかしそこには勇斗くんの姿はなかった。