テラーノベル
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「ねぇ、しょっぴー。何食べたい?俺が好きなの作るから…家に来ぉへん?」
俺は、伝家の宝刀【手作り御飯】を繰り出した
「あ〜しょっぴーが、狙われてる」
「ラウ!人聞きの悪い事、言うなって!」
ここで警戒されては敵わない…
「俺、狙われてるの?」
「狙わへん!」
大爆笑のラウールを威嚇しながら、向井が叫ぶ
しかし、その時…
「狙わへんの?そうなんだ…」
渡辺が、寂しそうに呟いたのを
向井は知らない…
そして結局…
「入って!入って!///スグ作るな!///」
生姜焼きを、リクエストした俺は
向井宅へ…
「うん。美味ぁ〜!///」
たくさん食べて、満足で
後片付けも手伝って…
食後のコーヒーも頂いた
「ご馳走様。さてと、俺は…そろそろ帰るな…」
立ち上がり…
玄関の方へ歩き出す
「えっ!しょっぴー!もう帰るん!」
康二が慌てて追って来て
俺の腕を、ギュッと握った…
「何か…他に…する事、あったっけ?」
「えぇ〜っと…そうや!映画みぃひん?」
「映画かぁ〜今日は良いかなぁ…。それじゃ俺は、適当に…タクシー拾って帰るから」
本当に出て行きそうな勢いで
思わず、後ろから呼び止めた…
「あんな///俺…しょっぴーの事…///」
告白しようと試みるが…
「【狙わへん!】って言ったのに…」
「?」
「俺の事…狙わないって、さっき楽屋で…言ったのに」
言われて、ハッと思い出す
ラウールの言葉に勢いで、つい答えた…あの言葉…
売り言葉に買い言葉…
「違う…。あれはラウと言い合って…」
どうして良いか分からずに
俯いた顔を覗き込む…
『この表情は…。もしかして…』
「俺がもし…正直に【しょっぴーの事、狙ぉてる】って言うたら、来てくれた?」
「それは…聞き方が狡いだろ…」
勿論、それも分かっていたが
告白するには勇気がいって…
「ごめん。アレは訂正する!俺は、しょっぴーの事が…好きなんや!」
ついに、思い切って告げてみた
「………」
こちらを向かない、渡辺に
段々、不安になって来る
「これから【狙う】て、ちゃんと言うから…。俺の事…信じてや…」
そう呟くと、肩がピクリと反応した
「ちょっと…それも。どうかと思う…」
「何でや?好きやから…しょっぴーの事、狙いたいやん!」
ここはもう、押せ押せで…
言い続けると…やっと、こちらを振り向いた
「あのさ…もう分かったから。恥ずかしい///」
頬を、ほんのり赤く染め…
視線を逸らして…呟くと
俺の肩に顔を埋める…
「狙わなくても、もう良いから///獲物は、すでに手の中に…///」
それが、しょっぴーからの答えだと…
しばらく俺は、気付かずに
しょっぴーの方から触れて来た
その事だけで、舞い上がる…
「あのな…!///え〜と///どないしょう…///」
今だに気付いてくれない、康二に焦れて…
「良いから俺を、抱き締めて!///」
分かり易く言葉にすると…
嬉しそうに、ようやく俺の背中に腕を回した
コメント
4件

かぁいい🫠
はぁぁっ……😭😭感情大爆発😭😭 💙可愛すぎる😭😭