・🖤(攻め)💛(受け)
・酔っ払い ・他メンあり
🖤side.
今、メンバーと一緒に飲み会に来ている。
…で、急な話だけど、俺は…岩本照のことが好きなんだ。
あ、もちろんメンバーのことは仲間として好き。康二とかに関しては、他の人と接してると嫉妬しちゃうくらいには好き。
でも岩本くんに対してはそういう好きじゃない。恋愛的に好き。
🖤「…酔った。」
ガヤガヤしているこの空間で、コップを机に置いてそう呟いた。
色々考えすぎたのかな、酒を飲む手が早くなったのか酔いが早いのか…。
💗「んにゃ?なに、めめ酔ってんのぉ?」
🖤「うん…ちょっと」
隣に座っていた佐久間が声を掛けてきた。
💗「結構顔赤いよ、水いる?」
🖤「…いる。」
パタパタ子犬のように小走りで水をの取りに行く佐久間に、可愛いなぁと少し笑いを零した。
💛「あ、めめ…うわっ、めっちゃ飲んでんじゃん。もう帰った方が良いんじゃない?」
🖤「え?あぁ、…帰ろぉかな。」
今、佐久間に水取りに行ってもらってばっかなんだけど。
俺がそう返事をしたら、岩本くんはテキパキと俺の荷物を片付け始める。
💛「じゃあタクシーのとこまで送るよ」
「ちょっとめめ送ってくるわ」
💜「んーおっけぇ」
💛「行くよ めめ」
🖤「ん…」
岩本くんに手を引っ張られて、飲み屋を出る。
💛「珍しいね、そんな酔うの。なんかあった?」
🖤「別に…あでも、久々に全員集まったから嬉しかったのはある」
💛「あぁ、そゆこと?w」
「それはわかるよ」
少し嬉しそうに微笑む彼に、思わずこちらも笑みを浮かべてしまった。
💛「はい、じゃあ帰れる?」
タクシー乗り場まで来て、岩本くんはそう聞いてきた。
これは…帰れないって言ったら、ついてきてくれるのかな。試すだけ、試すだけ…
🖤「…無理かも、笑」
💛「まじ?w えー、じゃあついてこっかな。普通にそれじゃ心配だし…」
🖤「ほんと?」
💛「うん、ちょっと皆に伝えてくるわ」
そう言うと、岩本くんは飲み屋の方に戻って行った。
…っしゃ、一緒に帰れる!
そう拳を握って喜んだ。実質お持ち帰りみたいなことだよな。いや、やる気はないんだけど…。
💛「じゃ帰ろっか」
岩本くんの声で意識をハッキリさせると、2人でタクシーに乗り込んだ。その後は…覚えてない。寝てしまったのかもしれない。
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