コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
謙杜×○○
お気に入りのスタイリストさんがいる。それは、鈴木○○さん。その人、番組にあったファッションを的確にコーディネートしてくれるし、ファッションの好みが似ているから。○○さんに任せておけば大丈夫、という安心感がある。
謙「お久しぶりです!」
「お久しぶりです。相変わらず早いですね」
謙「○○さんから学ぶこと多いですから!」
「でももうほとんど決まっちゃいました。あとアクセサリーですね。ご自分で選ばれますか?」
謙「ん〜、○○さんはどう思う?」
「私は、、この指輪がいいかと思います。ワンポイントで。」
謙「俺もそう思ってた。」
「良かったです」
謙「あと、ファンにも好評なんですよ、ワンポイント指輪。」
「知ってます。」
謙「あ、もうリサーチ済みでしたか」
「はい。お似合いでしたもんね」
謙「いやいや。○○さんのおかげです。」
「そう言っていただけると嬉しいです。」
「もう着替え入られます?」
謙「そうしようかな」
「分かりました。では、着替え室に行きましょうか」
「安藤さん、ここお願いします」
安「分かりました」
「廊下にいるので着替え終わったら、」
謙「一緒に入ればええやん」
「え?は?ちょ、」
謙「やっと○○独り占め〜」
「ちょ、もう!誰かに見られてたらとうするの!!」
謙「大丈夫!誰も来てなかったし!」
「確認済みだったの、、」
そう、俺と○○は2ヶ月前から周りに内緒でお付き合いをしている。
謙「誰にも言えんの辛い〜〜」
「でもしょうがないですよ」
謙「ちょっとー。2人きりなんやから敬語禁止!」
「でも一応職場、」
謙「はいはい」
「はいはいって。。着替えてくださーい」
謙「はーい」
謙「どう?いい感じじゃない?」
「うん、思った通りいい感じ。あ、でもウエスト絞ってみたいな。ちょっといい?」
謙「いやーん、○○のえっちぃ〜」
「はいじっとしててね」
そう言ってシャツを絞る○○。もう彼女の目ではなく、スタイリストの目をしていて。カッコええなって思う。
「うん、よりオシャレに見える!」
「腕上げてみてください」
謙「腕?」
「ん、OK」
謙「これ腹チラなるやん」
「わざとそうしてるのー。ファンの子の間で話題になるでしょ?」
謙「これ、、○○嫌じゃないん?」
「嫌じゃない」
謙「ほんまは?」
無理やり目合わせると、
「ちょっと、嫌、」
って素直に言ってくれる。
謙「可愛い。」
我慢出来んくてハグしちゃう。
「ちょ、長尾さん、!」
謙「謙杜。」
「え?」
謙「謙杜って呼んで?」
「嫌。」
謙「じゃあ、離さなーい」
「分かった、謙杜、離して?」
謙「嫌や〜」
「はい!?」
コンコン
安「鈴木さん、藤原丈一郎さん到着されました」
「あ、はい!すぐ行きます!」
謙「丈くんに邪魔された、、」
「はい、じゃあ私は戻るね」
そう言ってドアを開ける。
部屋を出る直前、○○がこちらを振り返った。
謙「ん?」
「うん、やっぱりうちの彼氏が1番かっこいい。」
ガチャン
謙「…え。」
あの子最後とんでもない爆弾落としてったで??
大「○○さんにスタイリングされたらファンの子からウケがええんよな〜」
丈「分かる!さすが○○さんよな!」
駿「何か、色んな雑誌社からも声がかかってるらしいですよ」
流「さすがやなぁ〜」
和「そういえば、○○さん、今日指輪してたな」
指輪??あ、人差し指か。
大「あ〜、してたなぁ〜」
丈「誰かさんが指輪してるときは指輪。誰かさんがネックレスしてるときはネックレス。」
大吾くんがニヤニヤこっちを見ながらそんなことを口にする。
謙「…え?」
和「モテてるやん謙杜〜」
え、そうなん??たまにアクセサリーしてたけど、、そういうこと?全然気付かんかった、、
流「ええやん、オシャレカップル」
丈「モテ期来たでモテ期。」
謙「え〜?w」
和「満更でもなさそうw」
モテ期っていうか、、実は、ね。もう_