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「しーぐれくん!」

僕ひすいはしぐれくんに声をかける。

「どしたのひすいくん。」

「きれいだよー」

ライブ後の衣装に包まれたしぐれくんは前よりも生き生きしていて素敵だ。

「僕もこんなふうになりたいなぁ。なんてね。」

「ありがと、ひすい。」

「おーい楽屋招待始まるぞー。ひすしぐ、いちゃついてなくてこっちこーい」

リメくんが珍しく声をかける。

「「いちゃついてない!」」

「www」

それを見てヒナタが大笑いする。

「もー。笑わないで!」

「ひすいくん可愛い。」

しぐれくんがニヤリとこっちを見る。

「もー。いくよぉ!」

恥ずかしさもあってか僕は楽屋招待に向かった。

「僕のリスナーは、、、3人いる!」

「いいなーひすいくん。俺ふたりー。」

ふてくされるしぐれくん。

「始まっちゃうよ、いこ、しぐれくん!」

「そうだね。」

「あの、私ひすいくんのリスナーで、いつも応援してます!しぐれくんとの絡みが特に好きで、、、これからも応援してます!」

「ありがとう!僕も君のこと、応援してるよ!これからも君の推しでいさせてね!」

「ありがとうございます!」

「次のライブも来てねぇ!」

「はい!絶対行きます!」

「さすが、いい子だねぇ。」

「えへへ、」

リスナーの女の子は照れくさそうに下を向く。

一人目はこれでいいかな。

2人目も似たような感じだった。あとは、三人目のこのこか な。

「こんにちは」

「こんにちは〜!」

「あの、いつも動画拝見させてもらってます。」

「ありがと〜!大好き!」

「こんなこと言うのもあれなんですけど、、、自分、ひすいくんみたいに心のそこから昔楽しめなくて、、、。もう自殺してしまったほうがいいんじゃないかってぐらい追い詰められてたときにひすいくんの配信をみて救われたんです。ありがとうございます。」

「うれしいな~!これからもよろしくね !」

「はい!」

「次のライブ、絶対来てね!」

「もちろんです! 」

「またね~!」

僕が、人を、救う、か。

ちょっと、気が楽になる。

もう、この際みんなにぼくの「カコ」、話してもいいかな。

少しそんなことを考えて本部へ向かった。

カコ〜ひすいくんの物語〜

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