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続き楽しみ~ドキドキ😖💕 犯人誰だろ…
ども、主です。それでは本編どうぞ!
ーNoside
💜「やった、、、!!ついに見つけた!」
最近お疲れなのか、やけにグダっている🧡の横で頭のキレる側近、💜は一人喜んでいた。彼の手に乗っているのは、小さな小瓶。女官が香り付けに使う化粧品のようなものである。
🧡「、、、なんか見つかったん?」
💜「はい!犯人の目星をつける、決定的な証拠を見つけました!!」
🧡「💜くん!それホンマか!?」
💜「はい!間違いないかと!」
🧡はさっきまでの疲れを吹っ飛ばしたかのように、💜の持つ小瓶を眺める。🧡もよく見かける化粧品だ。普段から、女たちは毒を使っているのかと、🧡は首を傾げたが、💜がその小瓶から取り出した粉を見て、🧡も目を丸くした。❤の資料から見つかった林檎と同じ色である。
🧡「でも、これでどうやって犯人を?」
💜「簡単です。指紋を見ればいいんですよ。」
なるほど、さすがは兄が目をつけた侍従だと思わず🧡は感心する。💜はにっこりと笑った。それはまるで、美しいが、棘のある茨のように。
💜「犯人は、どこからか取り寄せて、他の女たちも使う化粧品の瓶にこの毒を貯めておいたと。それで、調味料が切れたのをいいことに、おそらくそこにいた厨房にいる女官たちに何かしらの形で渡したのでしょう。『林檎を隠し味に使え』と。」
🧡「隠し味、、、。」
💜「はい。より一層美味しくなると、女官たちに犯人は吹き込んだんでしょう。それをまんまと信じた女官たちは、それをふんだんに使った。」
🧡「、、、よく考えると物騒やな、、、。」
💜「人によってはこの話で失神してしまうでしょう。」
クククと💜は不気味に笑ってみせた。🧡は半歩ほど下がる。ようやく気づいたようだった。この女でも男でもあるような側近を遊びまわすとどうなるのかを。この話術も、父からの教えであることは内緒にしておこう。🧡があまりにも仔犬のように震えるので、ちょっと遊びすぎたかなと💜は思う。
💜「ふふふ、冗談ですよ。よっぽど肝が据わってない人だったらの話です。」
🧡「お、脅かさんといてやぁ、、、寿命10年縮むやん、、、。」
ごもっともな意見である。
💜「とりあえず、指紋の調査は❤くんにお願いしましょう。俺はここまでです。」
💜は持ち前の調査資料をパタンと閉じた。🧡もそっと胸を撫で下ろす。今頃、💙に教えた💗への恋の話術はどうなっているのだろうか、と今更💜は考える。どんな内容を話したかは、忘れたフリでもしておこう。
💜「🧡様、そういえば先程帝様が参られて、仕事の山が溜まっているから早くやれとのご報告が。」
🧡「、、、あ”ーっ!!すっかり忘れとった!!」
🧡は頭を抱えて王宮へと足を急がせる。慌てて王宮に戻る🧡を見て、💜はくすっと笑った。
💜「噂に聞いた、やんちゃさは残っているようで。」
書類の束をまとめ、💜も倉庫を後にした。
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