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🖤サイド


先生の用事が終わった後。


モブ1「あ、目黒くんじゃん!」


🖤「なんだよ…。」


モブ2「何?その態度?俺ら仲良くしようと思ってるのに〜。」


🖤「俺は別に…。」

関わりたくないんだけど。


ボコッ(殴)

ボコッ


🖤「…っ!」


モブ1「もう、終わり?」


モブ2「おもんな。」


もう一発いかれる。


そう思った時、


自分の前に人影が現れた。


💚「やめてください!」


🖤「え…。」


その声は聞き覚えがあった。


優しくて安心する声。

🖤「亮…平…?」

なんで亮平が…?

モブ2「また阿部くんかよ〜!」


モブ1「目黒のこと助けてヒーロー気取るつもり?」


亮平にまで酷いこと言うのやめなよ…。


💚「人のこといじめて楽しんでるあんたらよりよっぽどマシだと思うけど?」


モブ1「…っ!」


先生「そこ!何してる!」


モブ2「ヤバっ!先生きたって!」


あいつらはそうやって逃げて行った。


🖤「亮平?」


💚「あ…蓮くん、大丈夫?」


🖤「うん…こんなの大したことないから。」


🖤「でも、なんで…?」


俺、こないだ酷いこと言ったじゃん。


絶対傷つけたよね。


💚「いくらなんでも遅いなぁと思って見にきただけだよ?」


💚「それに、この間僕の話聞いてくれたでしょ?お礼したくって。ニコニコ」


💚「たまにはお兄ちゃんさせてよ。」


そんなの大したことないのに。


どこまで優しいんだよ…。


亮平はちゃんと前に進んでるんだ。


本当に太陽みたいな人。


俺なんかよりよっぽど強い。  


🖤「あ、ありがとう。グスッ」


視界がぼやける。


💚「お、胸でも貸してあげよっか?」 


亮平はそう言って腕を広げる。


それから頭をポンポンしてくれた。


💚「今までよく耐えたじゃん。お疲れ様。」


🖤「うぅっ。グスッ」


俺のために明るく振る舞ってくれているのがよく分かる。


安心するな…。


泣いてる間何も言わずにただ優しく肩をさすってくれて…。


本当に本当に温かい人。


そんな君が大好きだった。






この『大好き』が恋心だと気づくまであと少し…。










ひとつ屋根の下、君と…。

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あと少し!めめ頑張れ!

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