テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
次の日。
ひまりは蓮を避けた。
話しかけられたら返す。
ただそれだけ。
前みたいに自分から来ないし、 目もあんまり合わせない。
蓮はそれだけでかなりきていた。
昼休み。
いつもみたいにひまりのクラスを覗く。
でもひまりは友達に囲まれてて、蓮に気づいた瞬間少し顔固まる。
その反応だけで、胸が痛い。
「ひまり」
名前を呼ぶ。
でもひまりは友達の方見たまま、
「ごめん、いまから移動しないと」
そのまま行ってしまった
「神崎、避けられてんじゃん」
後ろから男友達が笑う。
何も言えない。
避けられてることは俺がいちばんわかってる。
放課後。
蓮はまたひまりのクラス行く。
でも。
「ひまりちゃんもう帰ったよー」
女子に言われた瞬間、時が止まる。
「誰と?」
「クラスの子たちだよ」
小さく息を吐く。
最近ずっとこう。
タイミングが合わない。
いや、多分避けられてる。
でも責められない。
全部、俺のせいだから。
次の日も。
やっぱり少し距離がある。
でも蓮は 気づいたらひまりを探してた。
廊下ですれ違わないかなとか。
休み時間どこいるかなとか。
前まで、 女の子から来るの待つ側だったのに。
今は完全に逆だった。
「……お前最近やばくね?」
男友達が笑いながら言う。
「ずっとひまりちゃん探してんじゃん笑」
蓮は机に突っ伏したまま、
「べつに笑」
でも顔は全然笑ってなかった。
83
29
🫧想美🎐🍏
260
#イケメン
蒼乃 月
31