僕は夏が嫌いだ。
だって暑いし、汗かくし…
でも。1つだけ好きなところはある。
夏の空が好きだ。
特に入道雲が好き。
「暑…」
この日はとても暑かった
外での部活が中止になるぐらいだ
《雨夜〜!》
「!…桜」
僕の幼なじみ。
バレー部のエース
まぁ僕もバレー部なんだけどね(笑)
「で?どうしたの?」
《今日部活無しだってさ〜》
「この気温では難しいもんね」
《じゃ!また後で!》
「うん、またね」
ん?…あそこに誰か居る?
綺麗な音色だな。
トランペットだ!
気づいたらその場所に行ってた。
その音色に惹き込まれていたんだ
『?…どうしたの?』
「あっ、いや…」
『君も音楽好き?』
「好き!…」
見慣れない顔だった
「転校生?」
『うん!そうなんだよね』
「どこから来たの?」
『園田高等学校』
「え?!吹奏楽めっちゃ強いところじゃん…」
「あ、そうだ。名前は?」
『そうだね!私の名前は、繰越 夏葵!』
『君は?』
「涼風 雨夜」
入道雲と雨と夏
コメント
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初めてのノベル作品! ちなみに題名は、おんぷちゃんが適当に考えた題名の1つwww