ぺいんと→pn
らっだぁ→rd
注意
らっだぁが虐待にあっています
設定のところに書き忘れていました……
なんでも有りな方向けです、!
【rd視点】
5歳くらいから、僕は虐待とやらをされていた
殴られたり、蹴られたり、叩かれたり
学校になんて行かせてもらえなかった
僕に金を使いたくないって言ってたよ
ご飯だって週に3回、貰えるかどうかってくらい
1日1食、パン1個。
これを2日くらい保てるようちまちま食べる
文字なんて書けない、学校に行ってないから
rd 「いつまで続くんだろ」
じめじめとした1日
柵で跳ね返ってくる水を浴びながら、今日も1人ベランダで呟く
この後のことはよく覚えていない
【pn視点】
pn「早く雨止まないかな……」
梅雨に入り、少し頭痛がある1日
夜ご飯の材料を買いに出かけ、やっと苦手なレジを抜け出し、今から帰るという時
pn「やば、レポートやんなきゃじゃん……」
学校から出された課題が終わっていないことに気づき、少し足を早める
家とスーパーの道の途中にある誰も手入れをしていない畑らしき場所
いつもは見向きもせず、すぐに通り過ぎるのに、今日は足を止める
pn「子供……?」
そこには小さい子供がいた
pn「え、なんでこんなところに?!
傘もさしてないし…」
傘をさしていないことに気づき、すぐさま自分の傘に入れる
pn「おーい、?」
声をかけてみても、反応なし
pn「え、生きてる?!」
心臓が動いているか、息をしているかを確認する
良かった。生きてた
pn「服も薄いし、このまだと風邪ひくよな……」
誘拐にはならないよな?と不安を抱きながら、子供を抱き上げ、自分の家に連れていく
【rd視点】
rd「ん……?」
いつもとは違う感覚で、目が覚める
rd「…どこだ、?ここ……」
知らない部屋、知らない景色
いつの間にか違う服を着ているし、なんだか体がさっぱりした気がする
もしかして、誘拐?なんて考えていると、数時間前の出来事がフラッシュバックする
あぁ、僕は捨てられたんだ
悲しさなんて無かった。むしろ嬉しさが込み上げてきた
そんなことを考えていると、扉の音がする
ガチャッ
「あ、起きた?」
金髪、というより、少しオレンジかかった黄色の髪、綺麗な明るい目をした人が現れた
誰だ?と思うより、可愛いと先に思ってしまうような人だった
「あ、急に知らない場所に知らない人が出てきたらびっくりするよね?!
ゆ、誘拐ではないからね?!?!」
焦りながら話しかける彼を見て、僕はきょとん、とする
pn「僕はぺいんと
気軽にぺいんとって呼んでくれると嬉しいかな」
そう言い、にこ、と笑った
rd「あ……え、と…らっだぁ……」
久しぶりにちゃんと言葉を出したから、上手く話せない
pn「らっだぁ君ね!らっだぁ君、とうしてあんなところにいたの?」
またもや、あの事がフラッシュバックする
さっきのとは違う記憶
僕の息は荒くなる
pn「?!ご、ごめんね、嫌な思い出だったか…落ち着いて、深呼吸深呼吸……」
ぺいんとの腕が背中に回ってきた時、僕は目を見開いた
誰かにハグをされるなんて、初めてだったから
pn「大丈夫?変なこと聞いてごめんね…
とりあえず、今はゆっくり休みな」
優しく微笑んだ彼を見て、僕は泣き出す
rd「う……ぁ……」
pn「…大丈夫、大丈夫」
また彼の腕に包まれ、安心した僕はそのまま眠ってしまった
【pn視点】
らっだぁ君を拾い、家に着き、まずはお風呂に入れる
pn「流石に風邪ひいちゃうから、入れた方がいい…よね、?」
少し躊躇いながらも、お風呂に入れる
pn「うわ、何これ……傷、?もしかして…虐待……?」
出たら手当しなきゃな、と思いながら、慎重に洗う
らっだぁ君が眠ったあと
僕はらっだぁ君をベットに寝かせ、音を立てないよう、静かに部屋を出る
やはり心配だが、今は休ませた方がいいだろう
僕は僕でやるべきことがある
pn「レポート終わるかなぁ…」
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