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〜宿〜
恋雪「ただいま」
本「お、帰ってきた!」
??「ほ、本がしゃ、喋ってる!」
本「こいつ、誰や?」
恋雪「かくかくしかじか」
本「そうやったんやな!よろしくな、お嬢ちゃん」
恋雪「そういえば名前…」
リコ「あ、あ、私はリコです」
恋雪「私は恋雪」
本「魔法の本こと、喋る本や!」
リコ「は、はぁ」
恋雪「よろしくね」
リコ「よろしく、お願いします!」
恋雪「私はもう寝るね」
リコ「あ、おやすみなさい」
本「お嬢ちゃん」
リコ「?」
本「お嬢ちゃんは治癒の魔法は使えるんか?」
リコ「え、あ、はい!一応ですが」
本「そうか…ありがと〜」
リコ「?」
本「俺は、魔力溜めるために寝るわ、おやすぅ〜」
リコ「?」
〜朝〜
恋雪「…おはよ」
リコ「…あ、おはようございます」
恋雪「ガチャガチャ」
本「よっしゃ100%や!」
恋雪「じゃぁもう行こっか」
本「…せやな」
リコ「…村をでるのですか?」
恋雪「うん、魔法の森に行かなきゃ」
リコ「…分かりました」
本「お嬢ちゃん、神様と言うやらが魔法の森に居るかもや」
リコ「え…」
本「お嬢ちゃんも、俺たちと旅に出ないか?」
恋雪「本」
本「恋雪、お嬢ちゃんは治癒魔法が使えるんや、こっちにもメリットはある」
恋雪「リコが危ない目にあうか…も」
リコ「行きたいです」
リコ「私は復讐したいわけではないです、でも、なんで私の両親を酷い目に合わせたのかを
知りたいんです」
恋雪「でも、危ない目にあうよ、それでもいいの?」
リコ「邪魔だったら捨ててもらっても構いません、お願いします」
恋雪「わかった」
恋雪「今すぐ出るから、準備してね」
リコ「…!は、はい!ありがとうございます!」