【今世も結ばれる運命だったんだ】
※設楽紀明(記憶有)×小湊圭一(記憶無)
※行為表現・妄想展開・完全二次創作・転生学園モノパロ等の要素を含む
※苦手な方はスクロールの方をお願いします、通報しないでください
とある不慮の事故(意味深)により、俺は前世の記憶を取り戻した
設楽紀明「あ…すまん…小湊…//」
小湊圭一「いいよ気にしないで、それより顔赤いけど…大丈夫?」
俺は今、前世恋人であった小湊を押し倒している状態だ
何故こうなったのかというと、近くで騒いでいた同級生にぶつかられ
吹き飛んだ先にいた小湊と激突したからだ
設楽紀明「気のせいだ…//とりあえず離れよう…//」
小湊圭一「え?本当に?、でも熱ありそうだよ…?」
だが思い出したのは俺だけのようで、小湊は何もなかったように俺に近づいてくる
設楽紀明「ま、待て待て待て!//今は近づくな…//」
咄嗟に俺は小湊との間に腕を挟み、距離をとる
そうすると、何故か小湊がムスッとした表情で怒りだした
小湊圭一「何だよぉ…せっかく心配してあげたのに、損した気分」
そういうと小湊はさっさと立ち上がり自身の席へと戻って行った
設楽紀明「はぁ…危なかった…」
俺は安心してため息をついた
そうしていると先程ぶつかってきた奴らが慌てた様子で声をかけてきた
モブ「すみません設楽クン、よそ見してました…」
設楽紀明「はぁ…次はないからな」
モブ「「はい‼︎」」
ちなみに今世での俺はとある暴走族を束ねていた…
設楽紀明(前世では半グレ、今世は不良か…)
あまり前世と変わらない暮らしになっているため、自分に呆れまたため息が出る
対する小湊は、教室の隅で読書をするような優等生になっていた
俺とは正反対な暮らしになっていて、少し距離が遠くて悲しく感じる…
時間は経ち昼休みになった、小湊はまた教室の隅の席で弁当を食べている、しかも一人だ…
設楽紀明(小湊…それはあまりにも寂しくないか⁈俺なら寂しくなるぞ…ッッ)
つい小湊が気になり弁当を食べる箸が止まる、それを見ていた側近の奴が話しかけてきた
モブ「設楽クン、どうしたんですか?あんまり弁当がすすんでないようですが…」
設楽紀明「いや別に、何でもない…」
俺は前を向き直し弁当を食べる、
すると先程の俺の視線がどこに向いていたのかが分かったのか
もう一人のバカがこんなことをいった
モブ「もしかしてアイツが気に食わねえんですか?、なら俺がしめてきます‼︎」
設楽紀明「は?…おい勝手なことをするな…!」
俺がそう言った頃には、もうそのバカは小湊に話しかけていた
モブ「テメェ絶ッテエ調子乗ってんだろ?気に食わねえから表出ろや」
小湊圭一「え、なんで…気に食わないって?…」
小湊は怯えたようにそいつの顔を見つめていた、その瞳を見た瞬間 俺の中で何かが切れた
モブ「さっさと立てやこの愚z…」
設楽紀明「おい……」
小湊圭一(!…設楽くん?…)
モブ「え?設楽クン、どうしたんすk(((((」
設楽紀明「俺の許可なく勝手に小湊にちょっかいかけんじゃねええッ‼︎」
俺は全体重をかけたフルスイングを馬鹿野郎の顔面に捩じ込んでやった
モブ「ゴブヘッッ(((((((ナンデエェ……」
そうすると馬場は二メートル程吹っ飛び、そのまま気絶した
小湊圭一「え…あ、え???…」
設楽紀明「…すまない小湊、俺の不注意のせいで…」
俺は急いで小湊に謝罪した、これは俺が予想できなかったのも悪いから…
小湊圭一「え?いや、大丈夫だけど…あの人は??…」
設楽紀明「あぁ、あのアホはこのまま放っておいて構わない…
それより小湊、少し屋上へ行かないか?」
小湊圭一「え?屋上?…いい、けど?」
設楽紀明「じゃあ決まりだな、着いてきてくれ!…」
小湊圭一「えぇ〜ちょっと、まだお弁当が〜…_」
俺は小湊の手を引いて階段を駆け上っていった途中躓きかけたりもしたが、お構い無しだ
そうしていると、体力がない小湊はすぐに息が切れ始めていた
小湊圭一「ちょっと、待ってってッ、“設楽”ってばあ‼︎」
その時、俺はその声にはっとなり足を止めた
その時すでに、俺達は屋上付近の扉の前にまで来ていた
設楽紀明「え、今、俺のこと…」
小湊圭一「はぁ…はぁ…ごめん、ついッ…呼び捨てしちゃった、はぁ…ッッ」
そういうと小湊は無理矢理笑顔を作り、その場に座り込んだ
相当なスピードを出してしまったからだろう、小湊の息は荒くなり、顔は赤くなっていた
服が肩から下がってしまい、下に着ている制服と肌が見えてしまっている
俺は思わずドキっとしてしまいたまらない気持ちで胸が埋まった
____________
設楽紀明「…小湊…//」
小湊圭一「ん?…//どうし……っ!///」
俺はそのままの勢いで小湊に口付けた
小湊圭一「んぅっ///ッちょっとッ///やめッ…んっ!/////」ビクッ
ちゅっちゅっと、懐かしい感覚が舌に伝わってくる
舌が絡み、互いの唾液が混じり合う、脳まで溶かしてしまいそうなほど濃厚な口付け…
小湊圭一「やめ、てよぉッ///ぁ…ッんぅ/////」(何これ…?//この感覚…なんか、覚えが…)
そうしてしばらくしていると、小湊が俺の服を掴んできた
そして慣れてきたのか、今度は積極的に自分から舌を出して吸い付いてくる
設楽紀明(小湊は本当にキスが好きだな…そこは変わっていなくてよかった…♡)
そして舌が離れた時だった…
小湊圭一「ぅぅ…///どうしよう/////頭くらくらしゅる…ッ///」キュンキュン
設楽紀明「あぁ、それは酸欠だな…苦しいなら俺にもたれろ」
小湊圭一「んん〜〜ッッ…//////」ギュッ
小湊圭一「…本当ッ///ちゅー長すぎッ…//変わってないね///“設楽”…///」
設楽紀明「!…え?こみ、なと…?」
小湊圭一「全部思い出したよ…///前世のことも、///僕らの関係のことも///…」
設楽紀明「!!本当か!…よかった…」
なんと小湊は、俺との口付けで記憶を取り戻した
小湊圭一「よくないよぉ…///今世のファーストキスも…設楽のせいで男じゃんかぁ…///」
設楽紀明「それはすまない、つい抑え切れなくて…」
今世のファーストキスが俺か…それはなかなか嬉しいことだなと俺は思った
小湊圭一「それで?///どうするの…///このまま付き合う…?//////」
設楽紀明「俺は構わないが…小湊がいいというなら、な?…♡」ニコ
小湊圭一「ッ…///もういいよ、付き合おう…///それちゅーしたせいでムラついちゃったから
…責任とってよね…!///…このバカ////」
設楽紀明「あぁ勿論だ…好きなだけ抱いてやる、お前の方こそへばるようなことはするなよ?
俺の可愛い“恋人さん”……♡」____
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コメント
12件
優等生風の圭一かぁ、見てみたい///笑
私も端で食事したり読書してたからこの小湊には共感できます♥️小湊さんはこんなふうに気にかけてもらえて幸せですね