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なんだこのカップル…ずっと見てられる
アッ(尊死)
〈うたい視点〉
「ねえねえ、うたいさんって、いつもどうやってニグさんに甘えてるの?」
遅めの朝食を取っていた僕に、さもさんが少し恥ずかしそうに聞いてきた。
「えっと…大体はニグさんが傍に居てくれるから、いつも無意識かな…」
「そっかあ…」
「どうして聞いてきたの?」
さもさんは少し寂しそうな顔をして話し始めた。
「俺、凸さんのことすっごく好きで、甘えたいんだけど、病気のせいで甘えたいって言えないし、紙に書いて伝えるのも恥ずかしいし…」
その様子で、それだけ凸さんのことが好きなのが伝わってくる。
僕もニグさんのこと大好きだからわかる。
「…別にさ、さもさんがどうしたいかが問題じゃないの?何も伝えなくても、凸さんには分かると思うよ。」
「…うん!俺、ちょっと言ってくる!」
さもさんがリビングを去った後、僕はトーストを食べ終えた。
…僕も、ニグさんに甘えに行こっと
〈さぁーもん視点〉
うう…とは言っても、やっぱ恥ずかしい…
…でも甘えたい
俺はドキドキしながら、凸さんの部屋に入った。
「あ、さもさん、どうしたの?」
「……………///」
あわわ…どうしよ…
「?………」
すると、凸さんは何も言わず俺の元まで来て、俺のことを抱き締めてきた。
「…!///」
「甘えたいの?なら満足するまでこうするよ。」
頭を優しく撫でられて、俺は心地よさを感じながら、ぎゅっと抱き締め返した。