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夜がやってきた。

人狼ゲームとかでいうと一番怖い時間だ。

でも部屋には蓮がいる。

今はシャワーを浴びている蓮。

謎にものすごくドキドキしている。


「なんか緊張してる、」

蓮とはホテルでのお泊まりはしたことがない。

でも何かが起こるというわけでもないと思っている。

すると蓮がシャワーから上がってきた。

蓮「なんかかたまってる笑 どしたの?」

私の顔を蓮が覗いてきた。

「なんもないよ笑 シャワー行ってくるね」

そう言ってベットを後にした。


シャワーで髪を洗いながら考えることは今日の事件のこと。

これから事件の犯人が捕まるまでホテル生活を強いられた。

ホテルの外にも出てはならない。

そんなドラマのような展開があるのかと驚いている。

そこで気付いてしまった。

「これある意味ドラマみたいに考察したらいいのか」

正直呟いた直後なに言ってんだとは思った。

でもミステリーのどんなドラマも考察が話題になっていたりする。

なので、ドラマみたいに考察しよう

私は事件について考える時間を※オランウータンタイムと定めた。


早速シャワールームから部屋に戻って紙に書いて考えることにした。

蓮は疲れてしまったのかベットで眠っていた。

今回の事件は、ホテルの部屋で起きたある意味密室の事件。


ホテルのカードキーを持っているのは、梓ちゃんと旦那さんだけ。

部屋はその部屋のカードキーを持つ人しか開けれない設定になっている。

そして梓ちゃんは荷物を玄関に置いた後すぐに私たちと夕食会場に向かっている。

旦那さんは梓ちゃんとは夕食会場に行かず部屋にずっと入っていた。

そして旦那さん以外の私たち全員は夕食会場にすぐに行っている。

そこで一つ閃いた。

「もしかして、他の人が犯人?」

考えられるのは、ここは梓ちゃんの家族が経営するホテルなので、梓ちゃんの会社の関係者はもちろんいるはずだ。

もしかしたらその関係者の誰かがマスターキーを持っていて、旦那さんに恨みを持っていた。

「なんかありえそうだな。」

そこまで考えて力尽き、紙を切り取って自分の手帳に挟み、ベットで眠ることにした。


蓮の寝顔が清々しいほど綺麗に見えた。




※オランウータンタイムというものは、ドラマ&劇場版「あなたの番です。」でも話題になった主人公2人が事件のことを考える時間のことを指します。

「あなたの番です。」

ドラマも劇場版も本当に面白いので是非

70%の優しさと30%の嘘

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