マシュアル
92という存在ではなくなり 、
人として生きる彼らのお話
一応続き物です
物語の仕様上 、
92名を使用しています
その昔 、 僕たちは ’ 国 ’ だった
どんな理由で 何故人の子へ代わったか等
誰も知る由もない 。
国として生きていた頃の記憶を
持って生まれ代わった者と 、
そうでない者がいる 。
僕 、 カiナiダ …
いや マシュー ・ ウィリアムズは
記憶を持って生まれた側だ 。
義兄弟である ア i メ i リ i カ や
イ i ギ i リ i スさん のこと 。
他にも 色々な記憶や思い出を持って
僕は成長していった 。
国でなくなった事に
僕は対して 何の気持ちも思っていなかったけれど
ただ 、 1つ気がかりな事と言えば
恋人 … ア i メ i リ i カ の事だった
彼もこの世界で生まれ代わり 、
人の子へと 成っているはずだ
もし記憶があるのなら
彼ともう一度 この人生を歩みたい
そんな気持ちを抱えながら
今日もニューヨークの街並みを歩く 。
I am looking for you.
「 はあ … 今日もダメかなあ 」
数ヶ月前に 生まれ育った
カ i ナ i ダ の地を離れ 、
前世の恋人である この地…
ア i メ i リ i カ へ降り立った 。
彼は前世 、
ニューヨークの街を良く
フラフラと 漫歩していた 。
前世が受け継がれているなら
彼は今世でもそうすると考え 、
僕はよく ニューヨークを
捜索していた 。
「 そう簡単には 見つからないか 、 」
今日もニューヨークを 捜索していた
が 、 一向に見つかる気配が無い
今日はもう 諦めるしかないかな 、
そんな事を考えながら
道端のベンチに 腰をかける
…あ 、 あんな所にアイス屋がある
ふふ ここに ア i メ i リ i カ が居れば
きっと 「 買いにいくんだぞっ! 」
なんてワガママ言ってくるんだろうな 。
… 会いたいよ 、 ア i メ i リ i カ
「 … 隣 空いてるかい? 」
聞き覚えのある声が降ってきて
思わず声の主の顔を見つめる 。
「 ア i メ i リ i カ 、? 」
やっと見つけた 僕の恋人
「 …? sorry
どこかで会ったことあったかい? 」
_ 彼は僕のことを覚えていない様だった
「 それに ア i メ i リ i カ は
この国の名前だろう? 」
僕の事だけじゃない 、
国だったことを覚えていないんだ 。
「 あ 、 あ … ごめんよ 」
「 いや 別にいいけど 、 」
不思議そうな顔をしながら 、
彼は僕の隣に座る 。
右手には アイスクリームが握られていた
… 彼がよく食べていたフレーバーだ 。
「 ねえ 、君の名前は? 」
「 ? 俺かい ? 」
「 俺は アルフレッド 。 」
アルフレッド 、
君にピッタリで いい名前だ 。
「 、俺が教えたんだから 君も名乗るんだぞ 」
「 僕は マシュー 。
マシュー ウィリアムズだよ 」
「 ふぅん 。 」
僕に関心を寄せてくれたかと思えば
すぐアイスを食べることに集中してしまった
「 ねぇ アルフレッド 」
「 ? なんだい 、 」
「 僕と … 友達になってよ 。 」
I finally found my treasure.
「 友達 …? 」
「 そう。 一緒に食事したり 、遊んだり 」
「 … 何かの詐欺かい? 」
「 まさか 。 僕がそんなこと
するように見える? 」
「 いや 、むしろ詐欺に
引っかかる側に見えるね 」
微妙に失礼な所は 前世と変わらないようで
なんだか少し 安心してしまう 。
「 ここで出逢えたのも何かの縁だよ 。 」
「 だからさ お友達 、なろう? 」
「 、OK 」
いきなり知らない人に 友達になろう
と言われ 、 OKしてしまう
彼のことが余計に心配になってしまったが
これで… 彼ともう一度会えることは約束された
友達になったから 、という理由で
連絡先も交換した 。
もう君を見失わないで済む 、
さて 今度は ……
Remember me.
微妙な終わり方でごめんなさい;;;;
そのうち続き出します…
コメント
6件
すご……すこ……………… ほんと尊敬しかない😭続く系書けないからすごい、、、 あとマシュアルてえてえ!!!!!!!!!!!!
マシュアル最近、ハマったのでありがたき…😇
なんて尊いんだ………私をあの世に行かせる気ですか……!!??(??)