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7月私が中学生生活に慣れた頃·····
「ねぇねぇ優、昨日のドラマみた?」
「ドラマって何のドラマ?」
「あれだよ、あの刑事ドラマ!」
「あーそれね。莉奈好きだよね。」
優はそのドラマを見るのを忘れていた。でも優はまだ見ていないということを言えなかった。
「でさ、あのシーンよかったよねー!」
「ぅ、うんよかったよね!」
「よかった返事を返せた。ふぅ…」
優は、急いで他の話をしようとした。
「あ、そう言えば莉奈、テスト勉強してる?」
「やってるよー!だって頭悪いもーん」
「頭悪いもーんじゃないよー!笑」
頑張って話を変えて家まで帰った。
「じゃ家こっちだから、バイバイ!」
「あ、バイバーイ!」
少しドキドキしながら、家のドアを開けた。
「シーン」
「私のお父さんは私が10才の時ガンで死んでしまった。お母さんは仕事で夜中に帰ってくる。だから少し寂しい。まぁ慣れたけど·····」
私は母が用意してくれた、コンビニ弁当を食べた。電子レンジがないからいつも冷たくて少し美味しくない…….
でもお母さんが用意してくれたからちゃんと食べないと!
そのあとはお風呂入って寝る。それだけ、朝が来てもお母さんはいない。
1度帰ってくるみたいだけど4時か5時にはまた会社に戻るみたい。でも朝ごはんは作ってくれてて、カレーライス!
鍋に作ってくれたから何日か食べれるかな?
最近お母さんに会ってないな。お母さんに会いたい…….明日学校休んでみようかな…….なんて笑
「とりあえず寝るか」
―――ーーーーーーー朝☀️―ーーーーーーーー
「莉奈、おはよ!」
「あ、優おはよ!」
毎日一緒に学校に行ってる。通学路同じでよかった!
—学校—
先生「はーい、1時間目始めますよ!日直 号令お願いしまーす!」
日直「気をつけ、れい。お願いします。」
先生「ではP76ページ開いてください!」
プルルル
電話がかかってきた。
先生「はい、2-3です。はい、はい、わかりました。」
先生「優さん、お母さんが倒れて救急車に運ばれたって病院に行ってあげなさい。」
お母さん、仕事頑張りすぎだよ。私のために……—-病院—-
「お母さん、大丈夫?」
「大丈夫だよ!来てくれてありがとうね! 学校はどうしたの?」
「先生が病院行ってきなさいって。お母さん頑張りすぎだよ。私が働けたら……」
「優はまだ働かなくて大丈夫だよ。高校に行ってくれるのが1番楽しいんだから。」
「うん。お母さんいつもありがとう\\\学校戻るね。」