テラーノベル
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「…そうだな、何人か怪しいやつが居る。そいつ等の居る学年を全員連れて来い!勿論極秘で、だ。」
「了解しました。近日中に連れて参りますね。」
そんな話をして、私達は帰路に返された。
恐らく連れて来られる、というその学年は妹の学年だ。
とても小声ても言えないけれど、私には心当たりがあってしまっている。
(…気が重い。)
早く帰りたいと、私は早足で家に向かい始める。
天気は曇り、もうすぐ雨が降る様に見える。このままだと濡れてしまう、風邪を引くかもしれない。
誰も居ない路地、私は一人走り始めた。
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