TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

62日目

 

 

今日、昨日の残りのビーフシチューを食べた。

 

 

 

……味が、しなかった。

 

 

それはいつも何だけど、何か…味気なくて…

いつもより美味しくなかったな。

  

 

 

冷めちゃったから…なのかな。

 

 

今度は出来たてで食べよう。

 

 

 

まふゆ


?????? ?

┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈

また病室に引き篭る。

 

 

ノックをされたけど、無視した。

 

 

天馬さん達の声がしたけど、居留守を使った。

 

 

また不思議と涙は頬を伝った。

 

 

最近、意識とは関係なく涙が出てくる。

 

 

何でなんだろう…よく分からない。

 

 

「朝比奈センパイ、居ないのかな…?」

 

 

「そうかもしれないね」

 

 

「じゃあ、暁山さんの方に行こっか」

 

 

「そうだな!お前ら、向かうぞ!!」

 

 


タッタッタッタッと瑞希の病室の方に走っていく音が聞こえる。

 

 

…折角来てくれたのに、な……。

 

 

ふつふつと湧き上がってくる感情が、気持ち悪くて…さっき食べたばっかりのご飯を吐き出してしまった。

 

 

『はぁ゛…ケ゛ホ゛ッ……、、』

 

 

嘔吐物で汚くなった口周りを手で拭う。

 

 

何とかゴミ箱の中に吐き出せて良かった…。

 

 

『……ッ゛、』

 

 

何の感情も無かった。

loading

この作品はいかがでしたか?

32

コメント

1

ユーザー

完全に鬱状態だな… 大丈夫じゃなかった…

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚