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〈そういう〉素質がある多くの家の集まりがあったり、千年以上生きている化け狸と化け狐が出てきたりしたので、しばらく息を潜めていた。
しかし、待っていてよかった。怨霊にかかっていた祠時代の微細な術式がなくなったおかげで、より怨霊に干渉しやすくなったのだ。
私は今、普段から好きに使える場所を確保できている。そこで、術式を練りに練った。ひとまず、怨霊をバラバラにする。
怨霊をバラバラにして、構成要素をひとつずつ私のものにできれば、私は強くなれる。まあ、バラバラに出来さえすればいいので、怨霊がバラバラになったときの周囲の被害がものすごいことになるだろうが、別にいい。
私を認めなかった世界なんて、ぐちゃぐちゃになってしまえばいい。
とはいえ、和泉豊経由で怨霊に術式を埋め込んでも、術式発動までは時間がかかる。怨霊の力を吸って、ゆっくり芽吹くような術式だから。
幸い、時間はいくらでもある。ゆっくり待とう。
#幽霊
凛道桜嵐 新
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#日常
がくじゅつてき・あかげ
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わーい
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コメント
1件
うわあ、和束ハル、ついに本格的に動き出しましたね……。「私を認めなかった世界なんて、ぐちゃぐちゃになってしまえばいい」って台詞、彼女の根底にある怨みがひしひしと伝わってきて背筋が冷えました。怨霊を分解して構成要素を自分のものにするっていう発想も、設定としてすごく面白い。ただ、周囲への被害を「別にいい」と切り捨てるところが本当に怖い……。これからどうなるのか、息を潜めて見守りたいです。