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見るのがこんなにも遅れてしまうなんて … 泣泣 前の , 英 × 米 裙の時と繋がるところが多々あって , 本当にうわぁ … ってなってました🫠🫠 ( 語彙力なさすぎて申し訳ない … ) 米裙が今回 英彡につけたリードが , 幼い米裙に付けていた物だったら … などと勝手に想像してしまっています ((( そして独彡 … !!しっかり賠償金 , 支払われていたんですね !! 東西の独 分断などの苦難も乗り越え , しっかり返済した独彡 , 本当に偉すぎます … !! ✨✨ 今回も神作をありがとうございました , ご馳走様です … !!,
リクエストなんですけど〜、アルゼンブラジる行けますかね…( ߹꒳߹ )
yumi様のリクエスト。
アメリカ✕大英帝国で分からせ
イギリス✕アメリカを仄めかす描写、および虐待を示唆する描写がありますわ。
苦手な方はご注意くださいませ。
「我々は、賠償金支払いを拒否する」
ヨーロッパの主要国が集まる会議室に、ナチスの冷たい声が響き渡った。
告げられた一言に──イギリスは数秒後、は?と目を見開いた。
あまりにも突然のことに、頭が追いつかなかったのだ。
「私の第一の目標は 、不平等なヴェルサイユ体制の打破。不当な賠償金請求は受け付けない」
時は、1933年。
第一次世界大戦が終わってしばらくし、そして同時に、世界は第二次世界大戦へと歩みを進めていた。
この際言ってしまえば、第一次の反省とやらは無意味であり、ヴェルサイユ体制なぞは砂上の楼閣であったといえるだろう。
「「そ、んな…」」
声を上げたのは、イギリスとフランス。
“不当な賠償金”とやらを請求したのは、主にこの二国であった。
パリ講和会議にて、ドイツには1320億マルク─当時日本円で約200兆円の賠償金が課せられた。
それは、植民地も失い、労働力も失い、アルザス・ロレーヌも失ったドイツには、到底払いきれない額であった。
(ドイツさんの賠償金がなければ、我々の戦後復興はどうするというのです…!?)
第一次世界大戦は、重かった。
戦後復興とハイパーインフレ、そして多額の賠償金に悩まされたドイツでは、ナチスドイツ─ファシズム勢力が実権を握ることとなった。
イギリスやフランスといった戦勝国も、14年経ってもまだ、復興しきっていなかった。
「ちょ、ちょっと待って!?」
「少し考え直していただけませんか!?」
「断る。そう言って助けを求めた我々を十年前、お前らは無常にも突き放しただろう?」
「「…………」」
そんな英仏は、ドイツからの賠償金を、密かにあてにしていたのである。
そんなドイツからの賠償金が滞れば即ち、自分たちの財政も悪化するに決まっている。
待ったをかけたフランスとイギリスは、その後のナチスの正論に口を閉ざさざるを得なかった。
「金のない国々は…まあ、頑張ってくれたまえ」
そして、青ざめる英仏を嘲笑うナチス。
イギリスは目の前が暗くなるのを感じた。
どうしよう、このままでは生きていけない…と。
それほど、第一次世界大戦は、世界を破壊し尽くしたのである──アメリカを除いて。
「ふーん…もうgive upか?せっかく俺が負担軽くしてやったのに!」
疲弊したイギリスに代わって、国内が戦場とならなかったアメリカは、ぐんぐんと成長していく。
黄金時代を迎えたアメリカは、ドイツへの支援を積極的に行ってきた。
復興資金を援助したり、ドーズ案ヤング案という賠償金の減額を申し出たり。
国際連盟に加盟しなかった問題児ではあるが、それなりのセーフティネットとしての役割を、果たそうとしてはいたらしい。
「それはすまない。ただ、貴殿が世界恐慌とやらを起こさなければ、万事上手くいったはずだ」
「HAHAHA…それを言われちゃあ、俺は何も言えねぇなぁ!」
しかしそうしてやっと訪れた平穏も、あっという間にアブクになった。
アメリカで起こった大不況は、ドイツのみならず全世界に蔓延し、国際経済は大混乱した。
ドイツの極右化を招いた直接的な原因は、世界恐慌だったのだから救えない。
「ま、いいんじゃね?勝手にすれば」
「ああ、勝手にさせていただく」
足を組み直して興味なさそうに言い放つアメリカに、ナチスは鷹揚に頷いた。
そしてゆっくりと立ち上がると、ナチスは扉に向かって歩いていく。
イギリスはただ、過ぎ去るその背中と、翻ったコートの裾を、呆然と眺めるしか無かった。
「それでは、失礼する」
「おう、お疲れ。会議も終わりだ。皆、集まってくれてありがとな! 」
「まあしょうがないか…」
別れの言葉を告げるナチスに、ヒラヒラと手を振ったアメリカ、諦めたようにため息をつくフランス。
周囲の者も一斉に席を立ち、何の成果もなかったじゃないかという不満を抱えながら、わらわらと帰り支度を始める──しかし。
「ま、待ちなさい!賠償を踏み倒すなんて許しませんよ!!!」
未だ納得できず、立ち上がり叫ぶイギリス。
英国紳士としての余裕はなく、ただ国力の低下をひしひしと感じながら、焦ることしかできない大英帝国の末の姿が、無様にも顕れていた。
なおも口を開こうとするイギリスに、ナチスはくるりと背を向ける。
「お前が許さなくても、私が許す。それでは」
「そんなっ!」
ぱたん…部屋の扉が、虚しい音を立てて閉まる。
絶望に染まるイギリスをおいて、フランスを始めとする欧州各国が帰っていく。
──諦めなよ、イギリス
誰かの言葉が、イギリスの脳内にこびりついた。
「──で、どうするんだ?大英帝国さんよ」
「…アメリカ」
「Oh, もう日の沈まぬ帝国は、崩壊してたな!Sorry, sorry! HAHAHA!! 」
一体、どれほどの時間が経っただろうか。
周囲にはもはや国はなく、呆然と椅子に座ったままのイギリスと、薄笑いを浮かべたアメリカだけが残されていた。
放心するイギリスを見下ろしたアメリカが、一枚の書類を見せつける。
「さて、親父は俺に、あと何ポンド払えばいいんだろうな〜?」
「チッ…生意気な」
「おうおう、随分強気だなぁ?」
それには──イギリスからアメリカへ返さねばならない、戦債の残額が記されていた。
イギリスがドイツに多額の賠償金を課したのは、アメリカから戦時中に借りた金を、ドイツからの支払いで返すためであった。
「まあいいや、早く金返せよ」
「…仕方ないですね、あと数年待ちなさい」
「は?今払え」
ドイツからの賠償がなければ、イギリスはアメリカに戦時国債を返せない。
イギリスは今、かなりピンチだった。
数百年前は唯一の産業革命国で、数十年前は随一の植民地帝国で、数年前は第一の金融大国であったイギリスの姿は、もうどこにもない。
「断るなら──分かってるよな?」
ギラリとブルーアイズを光らせて、アメリカはイギリスを視線で絡め取る。
が、イギリスはあくまでも、平静を装っていた。
「…何をするというのです?」
「ははっ、ナニするんだろうな?」
「…貴方って本当に可愛くないですね」
アメリカはイギリスの子供で、元植民地。
イギリスはアメリカを見くびっていた──アメリカは一生、自分の犬ですから、と。
少し言い聞かせれば、簡単に借金なぞ踏み倒せるだろう、なんて。
「…アメリカ」
「Yes?」
「ドイツさんも賠償を放棄したことですし、私も…」
「借金、帳消しにしろって?」
ええ、とあくまでも余裕な顔を崩さぬイギリス。
完全にアメリカを下に見ている彼は、その瞳に侮蔑の色を浮かべている。
そんな父親を見下ろしたアメリカは、ゆっくりと唇の端を持ち上げた── そして。
「──立場を弁えろ、イギリス」
ビリビリビリッ!威厳ある低い声が、イギリスの鼓膜を打った。
空気が震えた。電撃が走ったようだった。
(え……?)
イギリスはこの時、初めてアメリカを恐れた。
ぐいっ、と顎を掴まれて、持ち上げられる。
自分と同じアイスブルーの瞳が、恐ろしかった。
「俺は今、世界一の大国だ。親父の帝国の日は、もう沈んだんだよ」
「ぇ…あ…」
「頼み方ってもんがあるだろ。それともなんだ?天下の大英帝国サマは、物乞いの仕方なんて知らないとでも言いてぇのか?」
我が子に初めて反抗されたショックと、アメリカに対する恐怖とに、イギリスは瞳を揺らした。
逆らっちゃ、いけない。
本能的に理解したイギリスは、まともな声すら出せなかった。
言葉が喉に張り付いて、震えが体の自由を奪う。
(こわいこわいこわいこわいこわい)
首筋がカッと熱くなって、反して頭の先からは、さぁっと血の気が引いていく。
はっ、はっ、と浅い息を繰り返すのに、酸素は肺から抜けていく。
ぐるぐると目が回る、視界が回る。
「さて。借りたものは、返してもらわないとな」
ひらひらと書類を見せつけるアメリカに、イギリスは耐えきれず俯いた。
もう、無理だった。
強がってはいられなかった。
自分は債務国で、相手は債権国。
自分は日没する国で、相手は日いづる国。
親と息子の上下関係は、何の役にも立たない。
「……です」
「あ?」
イギリスは──小さく、情けない声を絞り出した。
「む…むりです…」
「無理って何だよ、説明しろ」
「は、はらえませんっ…」
その肩はカタカタと震え、大英帝国としての威厳などない。
一昔前に栄華を誇ったイギリスは、今や背を丸めて縮こまっていた。
アメリカが、こわい。
ただその恐怖に、産まれたての小鹿のような姿を晒すだけであった。
「へぇ…♡」
一方のアメリカは──興奮していた。
端正な顔を、らしくもなく紅潮させて、瞳は獲物をロックオンするが如く光らせていた。
弱かった自分が、強かった父を屈服させている。
その事実に、 アメリカはぞくぞくと昂っていた。
「わかった」
「!」
「金はいい、許してやるよ」
親子の情に免じて帳消しにしてくれるのか。
希望を見いだしたイギリスは、ぱっとアメリカを見あげた。
その瞳は、ぱぁっと明るく輝いている。
「ただし」
そんな父親を、これからどうやって絶望の淵に叩き落としてやろうか…?
素敵な企みを頭の中で思い描きながら、アメリカはイギリスの耳元で囁く。
「その分、ちゃぁんと払ってもらう…体でな」
「あ゛ッ!?」
ストンッ!と首筋に衝撃が走り、イギリスはとさりと地に崩れ落ちた。
意識のないイギリスを抱き上げて、アメリカはどこかへと消えていく。
アメリカにとって、大きかったはずの父親の体は、思ったよりもずっと小さく可愛らしいものになっていた。
もっとも、アメリカがただ、成長しただけなのであるが。
ニンマリと微笑んだアメリカが、囁く。
「さぁて、躾の時間だぞ…親父♡」
「ん…?」
ふっ…とイギリスの意識が浮上した。
「ここは…?」
辺りは真っ暗で、まるで監獄のようだ。
明かり取りのための小窓から、僅かに光が漏れるだけの部屋に、イギリスはさぁっと青褪めた。
柔らかいベッドに寝かされていたイギリスは、慌てて起き上がろうと体を捩る──が。
「なっ!?!?」
かしゃんっ!耳障りな金属音とともに、手足がぐっと引かれる。
見ると、手首と足首に枷が嵌め込まれ、ベッドに繋ぎ止められている。
そればかりではない。イギリスは既に、身ぐるみを全て剥がされ、一糸纏わぬ姿となっていた。
「ひッ…だ、だれかっ!」
パニックになったイギリスは、必死になって助けを求める。
そしてもちろん、それに応えるのは──。
「Hello, 親父!調子はどうだ?」
「あっ!!! アメリカ!た、助けてっ!助けて下さいっ!! 」
意気揚々と部屋に足を踏み入れたアメリカ。
かしゃんかしゃんと鎖を引くイギリスからは、普段の冷静な判断力は失われていた。
半狂乱で叫ぶイギリスは、アメリカが浮かべる悍ましい笑みに気づかない。
「だから助けてやるって言ってるだろ?借金帳消しにしてやったじゃねぇか」
「ちがう!これ外してくださいっ!」
「何でだよ、俺がつけたのに♪」
鼻歌でも歌いそうな上機嫌さで、アメリカは藻掻くイギリスにそう告げる。
「………は?」
たっぷり三秒、理解したイギリスはカタカタと震え始めた。
「な、なぜです…?」
「体で払えって言っただろ〜?お支払いの時間ですよ、お客様♡」
イギリスの元へ歩み寄ったアメリカは、愉しそうにくつくつと喉奥で嗤った。
そして、あるものを取り出すと、イギリスの細い首元に巻きつける。
ひやり、と金属の冷たい感触がして、ぞわり、とイギリスの背筋が震えた。
「俺のこと散々コケにしやがって…親父に虐められたお陰で、俺めっちゃ大変だったんだぞ?」
「あ、アメリカ、まちなさ、まちなさい」
「俺をポチって呼んで散歩したりとか、変な薬塗って開発したりとか…はは!よく思いついたなぁ!あんなプレイ!」
かしゃんっ!
「…は?」
「これからは親父が、俺のペットだから」
イギリスの首に、赤い首輪が取り付けられる。
それに短い鎖を括り付けて、アメリカはぐっと引っ張った。
イギリスが目を見開いたその刹那、イギリスの気道がぎゅっと狭まる。
「んっ!?」
「犬は、犬らしく躾けないとな!」
アメリカがまだ植民地だった頃、イギリスはそう言ってアメリカを虐めた。
そのツケが今、わが身に還ってきている。
ということは、昔自分がやったことを、アメリカにやり返されるということだ。
「いやっ!いやぁぁあああっ!!!」
「こーら♡暴れるなよポチ♡」
長い長い、苦痛と快楽の時間は、未だ始まったばかりであった。
「やめなさい!!それだけはやめて!」
「ふんふふ〜ん♪」
「アメリカ!流石に許しませんよっ!!!」
「お前が許さなくても、私が許す。って誰かが言ってたな!HAHAHA!」
アメリカは、イギリスにも見覚えのある小瓶と筆を取り出した。
ひっ、と息を呑んで、何とか後ずさりを試みるイギリスだが、首輪を引かれてはどうしようもない。
瓶に詰められた液体に筆先を浸したアメリカは──イギリスの乳首に、その毛先をちょんとつける。
「んぁッ!?♡…やめなさいっ!!!」
「お、いい声」
「ひッ…ぃやッ♡…やめッ♡」
しゅり…しゅり…ヌルヌルとした液体と細い筆の刺激に、イギリスは思わず顔をとろけさせる。
微かな刺激を感知して、元より中々優秀であっただろうイギリスの乳首は、ツンと立ち上がっていた。
「ちょん、ちょん」
「ん゛ッ♡…だめッ♡だめですやめてっ!」
自由のきかない体で必死に身を捩るイギリス。
彼が動く度に、手錠がカシャカシャと音を立てる。
無意味な行動だとは分かっているはずなのに、逃げずには居られないらしい。
「この薬ヤバかったな〜?流石は親父、やることがえげつねぇぜ」
「やめなさ…ぃッ♡ん゛ッ♡」
さて、アメリカが手にするこの塗り薬。
イギリスが調合し、以前アメリカ に使用した代物である。
ウルシ、イラクサ、センニンソウ、ウマノアシガタといった薬草の痒み成分を抽出したこの薬のために、使用者は耐えきれない痒みに悶絶する。
「ひッ♡んあッ♡…ひ〜ッ♡」
「おうおう、随分ヨガってんな?お楽しみはこれからだぞ?」
「や゛め…やめ゛でくだざッ…♡」
効果が現れるのは数十分後だというのに、イギリスは既にぐちゃぐちゃに乱れていた。
イヤイヤと首を振って暴れるイギリスのせいで、シーツにはぐしゃぐしゃに皺が寄っている。
細筆に刺激を受けた乳首は、ぽってりと赤く厭らしく腫れていた。
「やっぱ、親父ってМだったんだな?俺を虐待してたからサドかと思ってたぜ」
「ち、ちがッ♡ちがうッ♡」
「まあマゾじゃなかったら、あんなプレイ思いつかねぇか!」
アメリカはかつての虐待を、たいそう根に持っているようだ。
イギリスの自尊心をあえて傷つけるであろう言葉を選びながら、身も心も責め立てていく。
そんな責め苦に、耐えきれなかったのだろうか。
イギリスの陰茎は立ち上がり、とろとろと先走りを垂れ流し始める。
「お漏らししてんのかよ、だらしねぇなぁ♡」
「んんんんんッ♡♡♡」
アメリカがぴん!と陰茎を弾いてやると、イギリスはビクビクと体を揺らした。
そのままカリカリと鈴口に爪を立てると、イギリスは悲痛な嬌声を上げる。
「はぁあ゛ッ♡♡ぃやッ♡ざわらないれ゛ッ♡♡」
表情は屈辱と苦痛に歪められているものの、とぷとぷとぷ♡と液体をお漏らししているところを見ると、どうやら気持ち良くて堪らないらしい。
正真正銘のマゾである。
小型犬ほどよく吠えるように、マゾな者ほど人を虐めたがるのだろうか。
「さてさて、こんなもんかな」
イギリスの両方の胸の頂に、まんべんなく薬を塗り込めたアメリカは、満足そうに頷いた。
そうして今度は、手際よくゴム製の手袋をはめ、塗り薬を指にまとわせる。
嫌な予感に顔を引き攣らせたイギリスは、恐る恐るアメリカを見あげた。
「なに、を」
「ん〜?ナカにも塗ってやろうかな、って」
「…え?」
ナカにも、塗られる。
それ即ち、ナカも痒いと啼き叫ぶことになるのだ。
その残酷な性的拷問を理解したイギリスは、慌てて足を閉じようとする…が、拘束は固く、股はぱかっと開いたまま。
手袋をはめたアメリカの指が、イギリスの菊門にピトリとあてられた。
「だめっ!そこだけはだめですっ!」
「親父って処女だよな?プライド高けぇし、抱いてとか言えなかったんだろ? 」
「アメリカっ…!おねがい…それだけは…!」
その薬を作り、その効果をよく知り尽くしているイギリスは、その地獄を想像して真っ青になる。
涙を浮かべていやいやと頭を振る彼の姿は、見るものが見れば、たいそう庇護欲を唆るものだろう。
しかしアメリカは、父の涙に同情するほど、甘い男ではない。
ぐちゅんっ♡
「んぁッ!?」
後孔に、アメリカの指が侵入する。
その違和感に目を剥いたイギリスは、思わず腰を上げて悶えた。
するとアメリカは、容赦なく浮き上がる腰を抑えつけると、ぐりぐりと指で肉壁をこじ開けていく。
「ん゛ッ♡あぅッ…♡うッ…ぅ〜ッ♡」
「苦しくても感じてんのか、変態だな!」
苦しい。辛い。…気持ち良い。
ぐっ、ぐっと孔内を押し広げられる度に、体の内側から暴かれていくような気がした。
陰茎はとろとろと透明な液体を走らせ、体は意図せずぴくぴくと跳ねる。
まるで娼婦。イギリスは己の痴態を自覚して、じわりと瞳に涙を浮かべた。
その涙が恥辱によるものなのか、それとも快感によるものなのか、それはもう分からない。
「親父、よーく覚えとけよ♡」
「ぁうッ♡…ぅぅう゛ッ♡♡やめ、でッ♡♡」
「数分後にかゆいかゆい!って泣き叫びながら、助けを求めるんだからな!」
ぐちッ♡ぐちゅッ♡と淫乱な音を立てながら、イギリスのナカは、ぐにぐにと解されていく。
アメリカの骨ばった指は、いつのまにか二本三本と増えていき、ばらばらとナカで動き回る。
うめき声に近い嬌声が響き渡る中──アメリカの指が、ある一点を掠めた。
「──ぁあん゛ッ♡……は?」
「お、ここか」
バチバチバチッ!イギリスの脳は、快楽物質をこれでもかと垂れ流した。
イギリスの目の前で火花が散り、彼は腰を上げ嬌声を上げる。
太い指を美味しそうに咥え込むイギリスの後孔は、アメリカから丸見えになった。
「ぉ゛ッ♡?あぁッ♡?♡??」
「おー、喘いでら」
腰をびくんびくんと跳ねさせる活きの良いイギリスを、アメリカは感心したように眺めた。
その間もアメリカは、イギリスの弱点─前立腺を、こりこりと虐め倒す。
本当に容赦のない男だ、きっとこの性格は、父親譲りのものであろう。
もっとも、その父親は、今息子に組み敷かれて、淫らに善がり狂っているのだが。
「なぁ親父、前立腺に薬塗り込んだら、どうなっちゃうんだろうな?」
「あ゛ッ!?あ〜ッ♡ひぃんッ♡」
「親父、壊れちゃいそー♡」
薬を取っては塗って、塗っては解して。
束の間の快楽に酔うイギリスは、この後の地獄をまだ知らない。
くすくすと嗤ったアメリカは、なんとも無邪気に、自分の父親を自分の手で壊していく。
「あ゛ッ♡やらッ♡ィッ♡♡…イ、ぐッッッ♡♡」
こりッ♡と、ぷっくり膨れた前立腺を潰されて、イギリスは背を弓なりに反った。
プライドの高い彼も、ようやく絶頂を宣言する。
くるん、と目を回したイギリスは、爪先までぴんと力を込めた──そして。
「あ゛ぁぁぁあああ゛ぁあ〜〜ッッッ♡♡♡♡」
ぴゅくっ♡綺麗な放物線を描いて、イギリスの白濁が宙を舞った。
自身の精液をもろに被った腹がさっと白く彩られ、それがますます囚われの身を淫靡に魅せる。
「お、イったか。はしたねぇ犬だなぁ♡」
「はッ…♡はぁッ♡はあッ♡♡」
肩で荒い呼吸を繰り返すイギリスは、アメリカがすこーし触れるだけで、びくびくと体を揺らした。
その目の焦点は合っておらず、脳は完全に快楽に犯されている。
仕方ないのだ……束の間の快感に酔わなければ、イギリスは屈辱に耐えられないから。
──異変が訪れたのは、数十分後。
「ぁへ…ッ♡はぁッ…?はッ…♡??はぁ…ッ♡」
イギリスは、違和感を覚えた。
そして同時に──絶望の色を知る。
胸の頂がチリチリとした刺激を訴えてきたのだ。
「お、効いてきたか〜?」
「んッ♡はぁッ…♡はッ♡んはぁッ♡はッ…はぁッ♡」
ついに、薬の効果が現れ始めた。
イギリスの脳裏に、かの昔、これで善がり狂っていたアメリカの姿が浮かぶ。
あの頃は良かった。
アメリカがまだ、イギリスの子供で、玩具で、従順な犬だった頃は。
それが今やどうだ──完全に、立場が入れ替わっているではないか。
「ナカまで塗りたくってるから、頭ぶっ壊れてもおかしくねぇな」
「やだ…ッ…!ぃやぁッ!!やだぁッ!」
嗚呼…私も、ああなってしまうのか。
イギリスの後悔は、遅すぎた。
「それにしても俺、めっちゃ優しいな!そう思わないか、親父?」
「ぁんッ♡……うぅあッ♡ゃあッ…♡」
乳首に触れるか触れないかのところを、くりくりと円を描くように撫でられる。
違う、そこじゃない。
もっと中心──ツンと主張する乳首の先端を、気の向くままに掻きむしってほしいっ…!
イギリスは腰を持ち上げて、もどかしい快楽に眉を寄せた。
(かゆいかゆいかゆいかゆい)
もはやアメリカの言葉は、耳に入っていない。
「親父の借金を肩代わりして、体も開発してあげるんだぜ?」
「はぁうッ♡……う〜ッ♡ぁ、あ…♡」
「前身性感帯にしてさ、日常生活送れないようにしてやるよ♡」
サイコーな復讐だろ?
そう言って嘲笑うアメリカは、すす…とイギリスの腹をなぞる。
焦らすような手つきに、イギリスはついに耐えきれずに叫んだ。
「──かゆいっ!かゆいかゆいかゆいっ!」
「そうだよなぁ…痒いよなぁ♡」
「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛っ!かゆいっ!」
泣き叫ぶイギリスに、アメリカはゆるゆると口角を持ち上げた。
嗚呼…ざまあみろ、俺にやったことが全て自分に還ってきているんだ。
優越感、達成感、征服感に酔いしれるアメリカ。
「あめりかっ!!おねがいひますっ!さわって!さわってくだしゃいっ!!!」
「ああ、懐かしいな…俺もそう乞うたな」
「ぃやぁっ…かゆいっ!あめりかぁっ!」
がちゃんがちゃんと錠を鳴らし、筆舌に尽くしがたい痒みに、イギリスは大暴れする。
その青い瞳からボロボロと大粒の涙が零れた。
小さな棘で刺された時のような、蚊に喰われた時のような、耐えきれない痒みである。
「で、親父はさ、自分で舐めろって言ったよな」
「…!」
そうか、乳首が痒いなら、舐めればいいんだ。
はたと気づいたイギリスは、プライドも世間体も捨て去って、自分の乳首に舌を伸ばした。
ちろりと赤い舌が覗き、それが懸命に胸の頂きへと向かう。
世界の大英帝国様とは到底呼べぬ、情けないその姿に、アメリカはうっそりと嗤った──そして。
ぐいっ!
「でもだーめ♡」
「んッ!?」
首輪を引かれて、イギリスはくぐもったうめき声をあげた。
強制的に乳首から顔を離されて、イギリスは再び涙をこぼす。
「待て、が出来るようにならないとな♡」
「う…ぁ…や…ゃら…」
胸だけではない。ついに、ナカも疼き始めた。
触られていないのに収縮し、きゅんきゅんと物欲しげに入り口を開閉する。
くぱっ、と開かれた際に、たらりと愛液がシーツに垂れて、不埒な染みを作った。
「かゆぃ…あぁッ♡かゆいぃッ♡」
痒い…
痒くてたまらない。
掻きたい…
ナカまで指を突っ込んで、掻きむしりたい。
「ぁんッ♡んうぅぅうぅ…ッ♡……く〜ッ…♡♡」
目に涙を浮かべ、だらしなく涎を垂れ流したまま、イギリスはアメリカを見上げる。
あまりの痒みに頭がおかしくなりそうだ。
いやもう、おかしくなっているのかもしれない。
でも何だって良い。
早く!早く!掻いて欲しい!!
「あッ…あめりか…ッ♡あめりかぁッ♡」
媚びるように腰を揺らすイギリスに、アメリカは満足そうに微笑む。
ぺろりと舌なめずりをすると、つぅ…とイギリスの肌をなぞった。
手術でメスを入れる時のように、胸から腹、そして丹田部に指先を滑らせると、その度に反応を返すのだから堪らない。
「おねだりしろよ、親父」
「……」
「”私はアメリカ様の犬です”って言えば、突っ込んでやるよ」
嗚呼…駄目だ…だめだ…!
だめなのは分かっているのに…
もう、抗えない。
「わたしはぁ…ッ♡あめりかの…」
「様」
「あめりかしゃまのっ──いぬですっ…!」
「……♡」
言いきったイギリスに、アメリカは自分の自尊心がとぷとぷと満たされていくのを感じた。
長らく虐待され性癖が歪んだアメリカは、イギリスのこの一言を聞き出すために、強くなったと言っても過言ではない。
くるくると皮膜を巻き付けたアメリカは、イギリスの後孔に、ゴム付きの怒張を押し当てた。
「そうだイギリス──お前はこれから、永遠に俺のペットだからな♡」
「んッ♡はぃッ…♡」
どちゅんっ♡♡
「ぁへッ♡…んぁああぁあぁあ゛〜〜ッッッ♡♡♡」
イギリスは自身の白濁を撒き散らしながら、弓のように体をしならせて、盛大に達した。
しかしアメリカは、達したばかりのイギリスの腰を引き掴むと、躊躇なく揺さぶった。
ずちゅ♡ばちゅっ♡
「イ゛ぐッ♡ん゛ぇへッ♡ほぉ゛ッッッ♡♡」
「きっつ…」
ぞりぞりと肉棒で擦られるたびに、痒くてたまらなかったナカが、暴力的なほどの快感を生む。
イギリスの目の前は、絶えずチカチカと瞬いているし、陰茎はぴゅく♡と絶えず精子を吐き出している。
ごちゅんッ♡パンッ♡ドスッ♡
「んあッ♡ぉ゛ッ!?♡♡ひ、ぃ゛あッ♡♡」
とても綺麗だとは言えない汚喘ぎを撒き散らしながら、イギリスはアメリカの熱を受け入れた。
イギリスのことを一切考えない律動は、およそ人体から鳴らしてはいけないだろう水音を奏でる。
快感に啼き叫ぶイギリスを組み敷いて、アメリカは──きゅ♡と、イギリスの乳首を指で摘んだ。
「ぃ゛ッ!?ぁ゛ぁあ〜〜ッッッ♡♡♡きゃぅ゛ッ♡」
ぎゅぅぅぅぅぅ♡♡
そのまま乳首を痛いくらい引っ張られると、痛みなのか快楽なのか分からない感覚が、イギリスの脳をぶっ叩いた。
引き伸ばされた乳首は赤く腫れ、多分この先も同じことを繰り返されたら、きっと取り返しがつかないほど肥大化するであろう。
ガツンッ♡ガツッ♡♡
「あ゛ッ♡ぁんッ♡あああぁあッッ♡♡」
薬を塗りたくられた前立腺をごりごりと削られたら、イギリスには泣いて善がるしか道はない。
元より体格差の大きい二人だからか、イギリスの腹はアメリカの形に盛り上がっている。
「まだまだへばるなよ〜♡」
「も…やッ!?♡やぁッ♡やぇでぐだしゃ…ッ♡」
やめてください、と言いたいだけなのに、まともに声を発することすらできない。
そんなイギリスは、腹のナカの質量に喘ぎながら、反り返って嫌がった。
それは、痛いからでも辛いからでもない。
「ゆるひてっ!んゃぁッ♡やめ、ぉ゛ッ!?♡♡」
気持ちいいのだ。
気持ちいいからこそ、逃げたいのだ。
このままでは本当に、おかしくなってしまう。
しかしそんなこと、アメリカが許すはずもない。
「おう、逃げんな逃げんな♡」
「やらっ!やだやだっ──」
ぐぽっ♡♡
「ぉッ…?」
逃げようとする腰を掴まれて、思い切り肉棒を叩き込まれる。
くぽんと何かが嵌まり込む感覚を覚えて、イギリスはくるんと目を剥いた。
どうやら、最奥まで暴かれてしまったらしい。
ぷしゃぁぁあッ♡と潮を噴いたイギリスに構わず、アメリカはずぽずぽと結腸を行き来する。
ずぽっ♡ぐぽんっ♡
「かはッ♡ひ、ッ〜〜〜ッッッ♡♡♡♡」
「俺は優しいからな。いつかは許してやるよ」
どちゅん、と絶えず腰を打ち付けながら、アメリカは心底嬉しそうに語る。
そのまぐわいを見る限り、彼は優しい、だなんて口が裂けても言うことはできないだろう。
微かに頬を染め愉しげに嗤いながら、己の父親を犯す彼は──間違いなく異常だ。
「お前の戦債は46億ドル。それを払い終えたら解放してやるさ」
「ぁへッ♡♡ぃ、ぁあぁッ♡♡♡───ッッッ♡♡」
ビュルルルッッッ♡と、皮膜越しに、アメリカの熱い欲が注ぎ込まれた。
それでも、アメリカの肉欲と征服力を満たすだけの復讐セックスは終わらない。
額の汗を腕で拭ったアメリカは、連続絶頂してピクピクと痙攣するイギリスを見下ろした。
「HAHA…その頃には廃人になってるかもな!」
「ぁ…♡はぅ…ッ♡」
ずるる、とナカから自身を引き抜いたアメリカ。
イギリスの後孔は、突然の喪失に、くぱくぱと開いたり閉じたりを繰り返す。
「ほーら頑張れ♡体で払え♡」
46億ドル──イギリスは後に、この大金を62年かけて支払うこととなる。
支払い方法?もちろん、体で。
「頑張って、46億回イこうな♡」
「──ぉッ!?♡♡」
どちゅん♡♡
アメリカは栓をするかのように、キュンキュン収縮するナカにすかさず嵌め込んだ。
胸をそらして快楽、というより衝撃に耐えるイギリスからは、もはや声すら出ていない。
「ペットとして、いっぱい可愛がってやるよ♡」
「ぁ゛ッ!?♡んあ゛ッ♡んぁぁあ〜ッッッ♡♡♡」
「嬉しいだろ?イギリス♡」
ぐぃっと首輪を引いて問うたアメリカに。
「は…はひ…ッ♡」
イギリスは歪んだ笑みで、そう答えたのだった。
Thank you for reading♡
リクエスト滞納してごめんあそばせっ!
大英帝国の時代区分、難しいですわ…
とりあえず、1837〜1901年の第二次植民地帝国+第一次世界大戦期を、大英帝国としてみましたの。
ですから、このイギリスさんはれっきとした大英帝国(の末路)…ということにしてくださいませっ!
第一次世界大戦期、既に英国の覇権は崩れておりましたから、ちょーっとグレーな判断ではありますわね…まあ、気になさらないでくださいまし!
今回は、第一次世界大戦の賠償問題について。
敗戦国ドイツは、ヴェルサイユ条約にて天文学的数字とも言われた1320億マルクの賠償を求められました。
経済学者ケインズによれば、ドイツの支払いの能力は最大400億金マルクだったそうで、途方もない金額ということがわかります。
大戦中アメリカから資金を調達し、戦後莫大な戦債を抱えていた英仏は、 ドイツからの賠償金をアメリカへの返済にあてていました。
また、ドイツへの復讐心や工業国ドイツの再びの台頭への恐れから、二国はアメリカに仲介されても当初は譲らず。
(⚠ストーリー中ではフランスよりイギリスの方が過激でしたが、史実は逆です)
やがて、アメリカのドーズ案ヤング案、そしてローザンヌ会議によってドイツの負担は30億金マルクまで軽くなります。
が、ここで世界恐慌が発生。
その混乱の中、台頭したナチスは賠償金を拒否し、ドイツの賠償問題は事実上消滅します。
第二次世界大戦後、2010年10月3日、ドイツは92年の時をかけてこの賠償金を返済しました。
ドイツさん、ちゃんと返しているんですのよ!
良い子いい子petpet…👋して差し上げたいですわね。
一方のイギリスは、戦後一貫して戦債支払いを拒み続けていました。
しかし、1923年6月18日英米戦債協定のもと、46億ドルの大金を62年かけて返します。
そこでわたくし、閃いてしまいました。
これは立派な分からせでは、と。
アメリカさんを見くびるイギリスさんが、当初は借金を踏み倒そうとして、最後は体で支払えと迫られる…!
我ながら思考が最悪ですわね。
反省も後悔もしておりませんわよ。
ちなみに、62年で46億回絶頂するには、毎秒2.35回達する必要があります。
ま、まぁ、ファンタジーですのでオホホホホ!
リクエストありがとうございました!
それではまた、ごきげんよう〜!