痛い…苦しい…死にたい

それでも君がそばに居てくれた

それだけで生きられた

温かくて、なにがあってもそばに居てくれて

でも…喋らない

ただのうさぎのぬいぐるみ

ずっと

親から痛い事されてきた

気にくわないと殴られて

ご飯食べさせて貰えなくて

「馬鹿」だとか「役立たず」とか

「豚」とか…ww…

苦しくて痛くて

怪我をしても病気になっても

心配してくれなかった

ただめんどくさいだとか

迷惑とかしか言ってくれなかったよね

私はその度に君の前でみっともなく泣いて

嫌なこと苦しかった事全部話したよね

内心ただのぬいぐるみなに言ってんだろう

って思ったけどこれしか

この悩みを打ち解ける方法がなかったから

だから…だから…私は

愛を知らない

学校に行っても

皆誰も私を見てくれない

無視されるでも生徒からよりも

先生からの方が酷くて

怪我をさせたり

理不尽なことでいちゃもんつけられて

学校に行くのも嫌になって

人が怖くなって

その度に家に帰ってはその日の嫌なことを全部君に話した

「うん」とか「頑張ったね」って

言ってほしい訳じゃない

ただ聞いてほしい

親に鬱病かもと相談しようとしたとき

凄く嫌な顔をされた

だから…諦めた

だってどうしようも無いから

これ以上話して殴られるのも

怒られるのも嫌だから

何度も死にたいってもう無理って

君に話しては無視されて

分かってた反応されて

何度も思う君が生きていたら

どれほど私は救われたのかなって？

この世に私の味方は居ないから

君が味方で居てくれたら

少しは生きようって思えたのかな？

どうだろうね？

でも、これだけは言える

私は誰からも生きていて欲しいって思われて居ないあわれな人間だと

なにをしてもいつも皆より下

得意な事もない

全部苦手で出来ない

存在価値の無い人間だから

もう、楽になりたい

天国に行きたいとか言ってる訳じゃない

ただ今のこの地獄から逃げたい

ぬいぐるみ喋りかけてる

あわれな人間

本当の自分が分からなくなったから

もう息をするのも辛いから

だから…もう良いよね？

私、頑張ったよね

全部全部理解して貰えなかったけど

でも、でも偉いよね？

出来ればね言って欲しかった

「頑張ったね」って

「偉いよ」って

私が頑張ってきた努力を見て欲しかった

ただ、私を1人の人間として

娘として愛して欲しかった

こんなこと今言っても意味が無いってことくらい分かってる

それでも、この叫びが誰かの心に響いて

この先の未来が変わってくれたらと思う

私が生きれなかった未来を

歩んで欲しい

それが、たった1人の少女の願いだから

私の遺言

終了