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アラネア「……。ちっ。」
アラネア「あーうぜ 」
アラネア「俺はもっと上に居るべきだろ…」
糸目の男「そう思うんなら戦い申し込んだらええんちゃう?」
アラネア「っ○○様。気付けませんでした。」
糸目の男「当たり前やろー。アラネアは幹部。僕は“四天王”。レベルが違うで」
アラネア「そうですね。でも俺は四天王になりますよ」
糸目の男「No.6を超えるつもりなん?笑」
糸目の男「アドバイスするなら今のままじゃ100無理やでー」
糸目の男「僕ら“四天王”と“最高幹部”の○○はムンドゥスができた頃から1回しか変わったことがないんや。」
糸目の男「アラネア。1回落ちたやろ?ノーマルに。」
アラネア「っ!」
アラネア「もうその頃の俺じゃない!」
糸目の男「はは、かもしれへんなー。」
糸目の男「誰がムンドゥスの歴史を変えるかそれともずっと変わらないか。楽しみやなー。」
糸目の男「ほなまたな」
アラネア「はい。」
アラネア「もうあの頃の俺じゃない…強くなったんだ俺は」
レクス「てかアル。ムンドゥス知らないとかマジかよー」
アルドル「えそんなやばいことか!?」
イニティウム「はい。」
アルドル「キッパリ言われた😭」
イニティウム「まぁアルドルはそれでいいんじゃないですか?わたしがその分知ってればいいです」
アルドル「イニぃーー😭」
レクス「!」
アルドル「どうした?」
レクス「ムンドゥスの服だ」
レクス「いつ攻撃が来るか分からない」
イニティウム「レクス。もう少しわたしたちを信用してください」
イニティウム「わたしらのサイキック知らないでしょう?」
レクス「あぁ、まぁな」
眼鏡をかけた人「あの。」
レクス「なんだ?」
眼鏡をかけた人「あなたはペルペトゥス・レクスくんですね?」
レクス「…は?だからなにぃ?」
綺麗な女性「すみません。私たちは悪い人では無いです。」
レクス「そーいわれてもねぇ」
眼鏡をかけた人「ついてきてください。その2人も」
イニティウム「ついていきましょう」
レクス「…あぁ。」
アルドル「いいのかー?」
イニティウム「悪い人ではないように見えます。」
眼鏡をかけた人「申し遅れました。」
眼鏡をかけた人「わたしはグラキエス・スペスと言います」
綺麗な女性「わたしはメンダシウム・ルーナです。」
スペス「急に話しかけて驚かせてしまったでしょう。」
スペス「私たちは“魔法局、魔法研究局”です。その中で私は“魔法局、魔法研究局局長”です。」
ルーナ「わたしは“魔法局、魔法研究局副局長”です。」
イニティウム「魔法研究局!?なんで私たちのところに?」
スペス「それは今から説明します。ですが、その前に魔法局がなにか分からなそうな人がいますね」
アルドル「ポカーン」
スペス「説明しましょう」
スペス「魔法研究局、魔法管理局、魔法生物局、魔法保護局の4つを合わせて魔法局と言います。」
スペス「魔法研究局はその名の通り魔法について研究したり、不思議なことが起こったとき研究をし対処の案を出したりします。」
スペス「魔法管理局は魔法のルールを破っている人などを見つけたり、魔力管理、せバーライフしてしまったときの対処など様々な魔法管理をします。」
スペス「魔法生物局は死刑になった人を使って生物について研究します。また生物に関心を持つ人が多いです。」
スペス「魔法保護局は大怪我をした人を治したり、保護したりする場所です。」
スペス「それぞれ局長、副局長がいます。そして魔法局にも局長がいます。」
アルドル「ふぇー、なんとなくわかったぜ!」
スペス「本題に入りましょう。私たちがあなた達に話しかけた理由は私たち魔法局が今話題のムンドゥスについて調査し、滅ぼそうと計画しているからです。」
レクス「!?」
スペス「ペルペトゥス・レクスくん。あなたは今ムンドゥスと戦っていますね?」
レクス「なんで知ってんだぁ、笑」
スペス「魔法局ですから。でも仲間が出来ていたことは知りませんでした。」
スペス「単刀直入に言いましょう」
スペス「私たち魔法局と協力しませんか?」
レクス「俺なんかでいいのぉー?」
レクス「俺、だって“無双不滅の支配者”って呼ばれてるじゃん?笑」
スペス「構いません。魔法局で話し合った結果です。でも貴方は“無双不滅の支配者”と呼ばれているということはなにかしたのでしょう。」
スペス「あなたがこれを断ったら魔法局はレクスくんの全てについて調べあげ、犯罪となることがあったらただちに逮捕し処分しましょう。」
スペス「それにどんな理由があったとしても、です。」
イニティウム「そんなのただの脅しじゃないですか!」
レクス「イニ。別に脅しがなくても協力しない理由はないだろぉー?」
イニティウム「確かにそうですけど…やり方が汚い…」
スペス「それはすみません。てことはオーケーでいいのですか?」
レクス「あぁ」
スペス「では裏切らないと確証を得るために少し試させてもらいます。」
レクス「あァ?別にいいけど」
スペス「ルーナくん。」
ルーナ「はい。」
ルーナ「〝ミーニングレス・ライ〟」
ルーナ「君たち3人は裏切るつもりがありますか?」
レクス「いいえ。」
アルドル「いいえ。」
イニティウム「いいえ。」
スペス「うん。いいね」
レクス「え今のなんだぁ!?」
スペス「言ってもいいよ。ルーナくん」
ルーナ「はい。今のは私のサイキックです質問に対しての本心を言わせることができます。 」
イニティウム「すごいサイキックですね」
ルーナ「ありがとうございます笑」
スペス「レクスくん。魔法局局長のところに行こう」
レクス「はーい」
スペス「敵襲です!!全員攻撃態勢に!」
スペス「対戦します!私の言うことを守るように!守らなかった場合、邪魔をさせないように処置を取らせてもらいます! 」
スペス「返事は!」
全員「はい!」
糸目の男「はぁ…ボスは本当に人遣いがあらないなぁ…」
糸目の男「なんでアラネアの後に僕やねん。みんな仕事行ってるからって言ってわざわざこの僕を行かせなくてもええのになぁ」
レクス「!?!」
レクス「みんな、気をつけて。こいつは本当にやばい」
糸目の男「なんや、レクスそんな風に言ってくれるなんて嬉しいなぁ」
糸目の男「でもなんでそんな警戒してはるん?昔は一緒に戦ったやんかぁ」
スペス「昔…?」
糸目の男「なんや知らないん?」
糸目の男「レクスは昔ムンドゥスに居たんやで」
全員「!?」
レクス「…別に今後言えばいいと思ってただけで隠してたわけじゃない」
糸目の男「僕はムンドゥス四天王No.4。スペキュラム・マグナ。」
アルドル「No.4ってやばくないか!?」
マグナ「せやでぇ?めちゃ強いよ僕」
レクス「俺がやめてからもNo.変わってないんだなぁ」
マグナ「そやなぁ、相変わらずって感じや」
スペス「(四天王は聞いてないぞ…!)」
スペス「ルーナ、アルドルは後衛、わたし、レクス、イニティウムは前衛!」
マグナ「そんな急がなくてもええんちゃう?」
スペス「攻撃開始。」
レクス「〝ソウル・オブ・ランゲージ〟」
レクス「攻撃無効化!」
マグナ「それはキツイやんー」
スペス「〝アイス〟」
マグナ「〝インカパサテイト・ミラー〟」
スペス「ぐッ…!」
レクス「すぺすさんっ!」
スペス「大丈夫です、傷が浅い」
マグナ「ふはっ!面白いなぁ」
レクス「マグナのサイキックは食らった攻撃を跳ね返す!」
マグナ「おい〜それ言っちゃダメやん」
マグナ「レクス。僕のサイキックの攻略法教えたらどうなるか分かるよなぁ?」
レクス「ッ…マグナのサイキックは物理的な攻撃じゃないと跳ね返されないのと、マグナの体に埋め込まれた鏡を割ることぉ!」
マグナ「お前ふざけんなよ。」
レクス「ッ…」
スペス「レクスくん、ありがとう」
スペス「全員に命令する!物理的攻撃のものはマグナの鏡に向けて、物理的じゃないものは隙を見て攻撃!」
全員「了解」
マグナ「はぁーだる、レクスようやってくれたなぁ」
スペス「〝アイス〟」
マグナ「〝インカパサテイト・ミラー〟」
スペス「ぐっ…」
イニティウム「私が仕留めましょう」
イニティウム「〝フォーシブリー・ドミネーション〟」
マグナ「だから僕に攻撃は無理やって!」
イニティウム「どうでしょうか」
マグナ「はぁ?なんやねn」
イニティウム「マグナ。」
マグナ「はい…。」
レクス「え…?」
ルーナ「なにごとですか、?」
アルドル「イニのサイキックは強制的に支配する能力!」
スペス「すごい…」
イニティウム「でも…私のサイキックはまだ完全ではありません。相当強いものなら勝手に支配下から抜けられる…。」
イニティウム「時間の問題です!」
スペス「〝アイス〟」
マグナ「ッ…。」
マグナ「!」
マグナ「なんや…今の。支配てきな感じか?」
イニティウム「、はやい…」
マグナ「凄いなぁ…お前なんて言うん?」
イニティウム「マニュプュレイト・イニティウムです…。」
マグナ「イニティウムか覚えとくわ。あの少しの間で倒せる強さがあれば俺は負けてたやろなぁ」
マグナ「この辺で退場しとくで」
マグナ「また会おーな!レクス、イニティウム」
スペス「はぁ…局長の私がいながら不甲斐ないです。」
スペス「足を引っ張りました」
アルドル「いや…俺は何も出来なかったし」
スペス「いいのですよ。私のようになにも知らないで攻撃してたら大怪我をしていたかもしれません。」
レクス「イニー!お前強いなぁー!」
イニティウム「…ありがとうございます。」
イニティウム「局長の所へ行くんでしたよね。行きましょう」
スペス「…あぁ。」