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4 💛side
他クラスの女子からの、
『昼休み終わったら、屋上に来てください』という手紙が、下駄箱に入っていた。
なんだぁ……?って、俺って鈍感だから、告白とか思いもしてなかった。
勇斗と昼食を食べながら、夏休みのことを話していた。
勇斗から勉強教えてー!って泣きそうな目で見つめてきた。
勇斗よりは頭良いかもしれないけど、教えるってなると難しい。
でも、勇斗はすっごい俺に教えて欲しかったのか、めちゃくちゃ粘っている。
まぁ、夏休みに勇斗と一緒に居られるなら、いっか。
そう思って、ご褒美付きだけどOKした。
でも、今はまだご褒美は思いつかなかった。
昼食を食べたあと、先に勇斗に帰ってもらった。
結局なんなんだろ、?って思ってたけど、告白らしい。
🩶「好きです。付き合ってください!」
💛「…ごめん、他に好きな人居るから。」
知らない人で、好きでもない人から告白されても付き合えない。
咄嗟に出た理由が他に好きな人が居るから、なのは、大概間違っては無い。
勇斗の事が、気づいたら好きになってたし。
もう用が済んだらしく、俺は教室に戻ろうとした。
そしたら、勇斗が立っていた。
💛「!?勇斗、なんでここに、?もしかしてずっと居た、?」
🩷「あ、いや、仁人が授業始まっても来なかったから…」
あ、そっか。
今、授業中か。忘れてた笑
心配して来てくれたんだ。嬉しいな、笑
断ったと言ったら、勇斗はめっちゃ頭の上にハテナが浮かんでいたけど、少しホッとしていたようにも見えた。
勇斗から、「優しいね」って言ってくれた。
全然そんなんじゃないんだけどね。
5💛side
やっと夏休みに入った。
今は勇斗と学校の図書室で勉強している。
本当は勇斗の家で勉強したかった…なんて思ったのは秘密だ。
珍しく勇斗は集中していて、俺に分からない問題を聞いてくる。
勇斗から頼ってくれるのは嬉しい。
勇斗の集中している姿をぼーっと眺めていたら、バレてしまった。
🩷「な、なに見てんだよ、笑」
ちょっと照れてる?笑
💛「ごめん笑 勇斗、めっちゃ集中してるなーって思って、見蕩れちゃった。」
🩷「は、なにそれ…」
そう言いながら、また集中してる。
その集中力を授業中でも発揮しろ。
いつも寝てるじゃん。
もう帰る時間になった。
もう勇斗とばいばいか…ちょっと寂しいな。
もう少し一緒に居ようよ…
そう思っていたら、テレパシーが通じたのか、勇斗からこの後予定ないか聞かれた。
この事を予想して何も入れなかったよ…なんて口が裂けても言えないよ。
🩷「じゃあ今から俺の家…来ない?」
💛「えっ?」
あまりにもびっくりして、目がガン開きになってしまった。
勇斗から誘ってくれるの嬉しすぎだし、こんなにも運が良い日はこれから無いだろう。
🩷「あっ、ごめんいきなりで。嫌…だよね。」
嫌なわけないじゃん。勇斗も鈍感なの?
行くって言ったら、めっちゃ驚いてた笑
覚悟して…勇斗をちょっとからかってみようか。
そう思い、俺は上目遣いでずるい言葉を発した。
そしたら、勇斗は慌てた様子で家に案内してくれた。
勇斗の両親は、1週間くらい留守らしい。
俺も親が結婚記念日で、2泊3日の旅に出ている。
てことは、つまり…お泊まりができるのでは?
家に入ったはいいものの、何で時間を潰すか。
勇斗に聞いてみたら、映画を見ることになった。
恋愛映画らしい。
映画に見入っていたら、横からすっごい視線を感じた。
お菓子付いてた?って思って聞いてみたら、横顔が綺麗だなーだってさ。
ずるい。しかも、ちょっとニヤケながら言ってくるの。
ドキドキは抑えられなくて、耳が赤いのがしっかりバレているだろう。
そんな事があり、俺は映画に集中できなくなっていた。
眠たくなって、気づいたら寝てしまっていた。
眠っていた時間は何も記憶がなかったよ。
🩷「…と、起きてー」
あ、勇斗だ。
しかも待って…俺、勇斗の肩借りてた…?
最悪…泣
謝ったら、全然良いよ、と返してくれた。
なんて優しいの、。
もう今は20時を回っていたらしく、そろそろ帰らないとでしょって、教えてくれた。
でも、ごめんね。俺、帰る気ない。
泊まりたいって、普通に言うのは恥ずかしいから、遠回しに伝えた。
勇斗は気づいたらしい。
🩷「泊まりたいんだ?」
って、疑問形で言ってくるの、好き。
さも泊まるのが当たり前かのように、夕飯の事を言ってくれるのも好き。
そういえば、勇斗が俺の手料理食べてみたいとか言ってたな。
泊まらせてくれるんだし、せっかくだから作ろう。
💛「俺が作ってもいいかな?」
そう言うと、勇斗は子供みたいにはしゃいでた。
そういう反応されると、俺も嬉しくなる。
冷蔵庫の中を覗くと、ひき肉、卵、玉ねぎやらが入っていて、ハンバーグが作れそうだった。
💛「できたよー」
と言いながら、ハンバーグを持ってくると、勇斗はすごい勢いで椅子に座った。
まじで子供じゃん笑
口に合うかな…と心配だったが、勇斗はめっちゃ美味い美味い言ってくれて嬉しかった。
🩷「仁人のハンバーグ、まだ食べれるわ笑」
え、勇斗のためなら何個でも作るよ🥹
🩷「そろそろ風呂入るか?」
あ、もうそんな時間か。
そういえば、着替えを持ってきていなかった。
取りに帰らないと、!!
🩷「まって、あの…俺の新品の予備の下着あるから、それで良いよ。」
友達なのになんでそんなことを言ってくれるのだろうか、?
でも、嫌じゃない。寧ろ、着たい。
💛「風呂気持ち良かったー…ありがと、勇斗」
ん?返事が無い。
リビングに行くと、勇斗は寝ていた。
え、寝顔めっちゃ可愛い。
ドキドキが止まらない。
ちょっとなら…良いよね。
自然と俺の目線は、勇斗の唇になっていて、そのまま俺の唇と重ねてしまった。
耐えられないからって、こんなことしちゃダメなのに…。
次のキスは、事故とかじゃなく、二人でちゃんとしたキスをしたいな。
…あ、勇斗起こさないと💦
💛「起きてー勇斗 勇斗ー?」
あ、起きた。
🩷「…ぁ、ごめん…寝てた」
寝起きかーわいい。
勇斗が風呂入ってる間、ちょっとスマホをいじってたらまた眠気が襲ってきて、いつの間にか寝ていた。
🩷「よいしょっ。軽…」
え、まって?何が起こってるの?
身体が持ち上げられた気がして、それでびっくりして起きちゃったけど、怖くて目が開けられない…。
寝てるフリ、寝てるフリ…
そう思っていたら、勇斗が優しくベッドに寝かせてくれた。
イケメンだな…
🩷「おやすみ、仁人」
俺は勇斗の中では寝ていることになっているから、返事をしたいけど、することができなかった。
鳥の鳴き声が聞こえてきた。
もう朝か…
目をゆっくり開けたら、勇斗と目が合ってびっくりした。
朝からいきなり心臓に悪いよぉ…。
朝ごはんは勇斗が用意してくれるらしい。
目玉焼きとトーストっていう王道メニューだけど、勇斗が作ってくれたからか、普段より美味しく感じた。
この後塾かー。
忘れてた。
🩷「花火大会、楽しみにしてる。」
俺も。楽しみで仕方がない。
もう時間か…。
💛「バイバイ!」
帰り道。
好きな人の家にお泊まり出来たことがすっごい嬉しかったから、ニヤニヤが抑えきれない。
傍から見たらきもいだろうな。笑