皐月side
次の日
昨日は偉い目にあったなぁ…。
まさか俺に会いに来るとは思わなかったし……。
さぁー!今日もぶらぶらしよーっと。
まこち町side
何やら町の様子がおかしい…。
ってか何で風鈴生倒れてんの!?
皐月『お、おい!大丈夫か!?』
風鈴生「し、獅子頭連が……うっ」
獅子頭連?確か十亀のとこだよな…、まさか!
急ぎながら俺は倒れてる風鈴生を手当しながら向かった。
高校へ行けば……。
何だこの光景……ッ!
流石に風鈴じゃねぇ俺も怒りが込み上げてくる
?「そういえば!亀ちゃんがお気に入りの子!ここに呼んでよ!」
梅宮「はぁ?皐月は関係ないだろ…」
?「皐月って言うんだ!俺亀ちゃんに聞いて凄い喧嘩強いって聞いてさ、風鈴じゃないならこっちに来て欲しいんだよね!」
梅宮「皐月はやらない」
?「え?だって風鈴じゃないなら自由じゃない?」
梅宮「だとしても!絶対そっちにはやらない」
?「梅ちゃんゾッコンなの?」
梅宮「…だとしたら?」
皐月side
俺出る幕間違えたな…。
まぁ、でも呼ばれたんなら行くしかないよな
皐月『俺が皐月だけど?ってか勝手に人の名前出さんでくれるか?事務所通せ事務所』
梅宮「何で皐月がここに?」
梅宮たちは驚いた顔で俺を見る。
皐月『そりゃ町歩いてたら風鈴生が一直線で倒れてたら気になるだろ??あ、軽く皆手当してきたから多分大丈夫、町の人も手伝ってくれたし……で、どうゆう状況よ、コレ』
?「君が亀ちゃんが言ってた皐月ちゃん!?」
そう言いながらぴょんぴょんと俺の目の前まで来て…
ダァンッ!!
梅宮「…!おい兎耳山!」
何なんだ一体……。
皐月『なに急に…、初対面の人にそれは失礼っしょ、十亀は初対面で吹っ掛けてこなかったぞ』
咄嗟に右腕でチビの蹴りを止める…反射神経良くて良かったガチで。
?「うわあ〜!すごいすごい!!俺の蹴りを受け止めるなんて!やっぱり亀ちゃんの言う通り強いんだね!!いいねいいね!!さっちゃんも欲しくなっちゃった!!」
皐月『……俺物じゃない(スン)』
そんな俺の対応に
楡井「あわわわ!!皐月さんそうゆう事じゃないかと!!」
俺に蹴りを受け止められたチビはバク転の様に俺との距離を取った
?「いいねいいね!!梅ちゃん!タイマンして勝ったらさっちゃんも頂戴!」
また人の事物にしてる……。
何、俺景品かなんかだと思われてんの??
え、悲しい…人権無くなっちゃった……。
1人悲しんでると不意に後ろから気配がして振り向く前に腕を掴まれた
皐月『おわっ!何!?何事!!?』
バッと振り向くと
十亀「やぁ、皐月〜久しぶり〜」
皐月『と、十亀??』
そこには十亀と獅子頭連の連中がいた。
?「あれ?みんなどうしたの?」
十亀「大将が1人でカチコミってぇ、締まらないでしょ?」
風鈴と獅子頭連が話し合ってる中俺は未だに十亀に捕まれ、ましてや後ろからバックハグ状態なんですけど……?
俺が1人宇宙猫になってると
桜「…おいもじゃもじゃ、皐月返せよ」
遥が俺を助けてくれてる!!好き!!
梅宮「そうだな、返してくれるか?皐月はこの町に必要な存在だ」
2人が十亀に話すとギュッとさらに強くなって
十亀「え〜、やだなぁ、このまま離したくないねぇ」
十亀さん十亀さん、風鈴生の方々の目線が痛いです今すぐ話してくださいイケメン滅びろ
?「亀ちゃん亀ちゃん!タイマンで俺たちが勝てばさっちゃんも手に入るし良いでしょ!」
十亀「…まぁ、そうだねぇ、皐月ぃ、ごめんねぇ?」
皐月『お、おう、まぁ大丈夫だz』
言いかけた瞬間遥に掴まれてそのままぎゅっと抱き締められて
桜「誰が負けるかよ」
遥がカッコイイ!!何度でも惚れ直しちゃう!!
(皐月くん今回は情緒不安定だね、心の中は大嵐だね)
1人心の中で暴れ回ってたら獅子頭連の人達は消えてた。
気付いた時も遥にギュッと抱き締められてたからもう可愛くて可愛くて
皐月『遥〜、守ってくれて嬉しかったぞ』
遥の頭をなでなでしたら遥の顔が真っ赤になって
桜「どわぁああああ!!///ち!違う!!こ、これはアレだ!!お前がいつまでも向こうにいるから!!つ、連れ戻しただけだッ///」
蘇芳「あはは!桜くんは皐月さんが誰かに触られるのが嫌だったんだよね!」
桜「ち!ちげぇし!!お前もいつまでも撫でんな!!//」
バッと手を振り払われてしまった…悲しいけど顔真っ赤な遥も可愛い!!
梅宮「この後時間いいか?タイマンの事について話したい、ポトスで待っててくれるか?」
皐月『あー、ごめん!俺ちと野暮用あるから帰るわ〜、そもそも俺喧嘩しねぇし』
梅宮「そうか…(ショボン)」
ん″ん″何でコイツら皆悲しむと小型犬みたいに見えるんだよぉ!断れないじゃん!!
皐月『あー!もう分かった!!行くよ、行けばいいんだろ!!』
梅宮「(パァー)ありがとうな!!皐月!!」
犬だ、めっちゃ尻尾振ってる犬だ……、俺猫派なのに犬派に目覚めそうッ!!
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