家、学校、バイト、ネット。
俺に居場所なんて無い。
「何も出来ないくせに」
「馬鹿なんだから」
「ちゃんとやれよ」
俺のことなんか知らないくせに。
でも、どんな事をしても無駄なのは分かってるから。
俺が駄目なだけだから。
何でも受け入れた。
[ごめんなさい。]
[すいません。]
[僕が悪かったです。]
心も身体もボロボロで、
でも、止まりたくなかったから。
止まったらまた怒られるから。
全部我慢した。
手首から腕まで、腕から脚まで。
気持ち悪くて吐くほど薬を飲んで。
裏アカで自分を傷付けて。
開けるところが無くなりそうなほど、身体に穴を開けて。
未成年なのに、火傷痕は大量で。
全員に汚い物を見るようにされて…。
…いや、汚いか。笑
「ねぇ、あの人ヤバくない?」
「だよね、マジキモい…」
何時しかそんな事は当たり前になった。
[あはは…キモい、か…]
[あはは…笑]
そんな時に、君が現れた。
「なぁ、」
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