このお話はフィクションです。実際の方とは関係ありません。
ですが実話も少し含まれていますのでよろしくお願いします。
僕は自分に自信が持てなかった。
もしあの時、行動していれば、何か変わったのかな。
僕はいつも一人だった。
でもある一つのアプリで神友に出逢えた。
その人は何処か抜けていて、でも明るくて、とにかく笑顔が特徴的な人だった。
名前はちびちゃん。
大きなリボンを頭に付けている。
彼女は学校に行くことが出来なくなった。
原因はいじめ。
でも彼女は自分が悪いからと言って、いじめだとは思っていないらしい。
でも傷付いたんだから、それは立派ないじめだと僕は思う。
ちびちゃんさん 「天翔様!私これからもずっと天翔様を支えます!」
僕 「えっ?いきなりどうしたんですか!?」
ちびちゃんさん 「いやぁーなんか言わなきゃいけない気がして!」
今の僕なら分かる、これは彼女からのSOSだったんだ。
でも僕は気付けなかった。
繊細な人って何を考えてるか分からないんだよね。
僕はちびちゃんさんに「優しい人は急に居なくなる」それが僕に当てはまる一番の言葉だと
言われた。
僕はあの時は意味が分からなかった。
だって優しい人は急に居なくなるなんて神隠しみたい。
僕は居なくなったりしないと約束した。
ちびちゃんさんは嬉しそうに笑った。
そう言えばちびちゃんさんには嫌いな言葉があった。
それは「さようなら」
「さようなら」と「またね」では意味が違うと思っているらしい。
僕 「一緒の意味じゃないんですか?」
ちびちゃんさん 「さようならはもう二度と逢えない言葉だけど、またねだったら
また逢えると思って!だから私はさようならは使いません!」
僕 「じゃあ僕もさようならは言いません!約束ですからね!」
ちびちゃんさん 「はい!」
遊び終わったら、
ちびちゃんさん 「またね!天翔様!」
僕 「はい!またね!」
「またね」という、これがいつの間にか僕達の約束になっていた。
いつも通りの日常、二人で飽きるまで話して、好きな事をして、
満足したら帰る。それだけで良かったんだ。
それで充分だったのに。
だって僕の神友は、誰かの為に行動して、自分自身が壊れて、
コメント
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当たり前だった「またね」が「さようなら」になってしまった😭嫌いな言葉だから言わなかったんですね。早速小説を書いていただきありがとうございました!内容が深くてメッセージ性があって、本当最高です!!🫶