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＿＿＿＿＿ダンスの時間。
担当者「えー、今日ここにいる皆さんは、比較的軽度で、ある程度症状が安定してるみなさんです。外泊したり外出が許可されてる人達ですね。で、いきなりだと、みなさんの精神状態もきついでしょうから、サプライズゲストが来てくれています。ダンスを教えてくださるそうです。もし、そのゲストさんをみて、苦しくなったりしたらすぐ、教えてください。分かりましたか？」
そんな有名な人が来るの？
看護師もザワついている……
蓮珠「七瀬さん！なんかあったらいってね？」
美柚「ありがとう！」
担当者「では、サプライズゲストの方お願いします！」
サプライズゲスト「はーい！みなさん、こんにちはー！！」
患者「えっ？すごい！まじ？」
ザワザワ………
美柚「え………まじ？」
私は固まった。なぜなら、知ってる人。
蓮珠「な、七瀬さん！」
美柚「蓮珠さん、大丈夫？(笑)」
私より、呼吸するのも大変そうな看護師が1名(笑)
蓮珠「ヤバい……どうしよう…」
美柚「あはははꉂꉂ(ᵔᗜᵔ*」
担当者「そこ、大丈夫ですか？」
蓮珠「は、はい！大丈夫です！」
美柚「ヤバい…ツボっ笑。」
辰哉「みなさん、今日は、僕達6人、みなさんと、ダンスをしたいとおもいます！！」
患者「きゃー！！やったー！！」
美柚「∑(O_O；)ビクッ」耳塞ぐ。
蓮珠「今日出勤で良かったー(><)」
美柚「…う………うるさっ…」
蓮珠「えっ？大丈夫？」
美柚「………ちょっと後ろにいっていい？」
皆から少し離れたとこに、蓮珠さんと移動する。
美柚「あー、頭に響く……」
辰哉「じゃあ自己紹介しますね、僕は、深澤辰哉です！」
照「振付師してます、岩本照です！」
涼太「宮舘涼太です」
佐久間「アニメオタクの佐久間大介でーす！」
めめ「目黒蓮でーす」
ラウ「ラウールでーす！なんか、こうやって全員じゃないけど、集まってやるの久々だね！」
辰哉「だね！今日は、みなさんに6つのグループに別れてもらって、グループごとに、やりたいとおもいます！」
照「今日踊る曲は、JUICYです。1回、僕達が踊るので見てください！」
みんな座る。わたしも蓮珠さんと並んで座った。
曲が流れる。
見ながら手だけ真似してみる…
隣を見ると蓮珠さんが完璧に踊っていた。
美柚「え？蓮珠さん？」
蓮珠「私ダンス部だったから(笑)」
美柚「なるほど。」
曲が終わりグループ分けになった。
だいたい1グループ3 、4人。
男の人がちょっと多い。
私は男3人の中に入る感じだった。
美柚「………」
蓮珠「やめとこうか？」
美柚「いい。やる。」
誰かしら教えにくるから、大丈夫だとおもう。
できれば、涼ちゃんかさんがいいけど…
すると、隣のグループの子が1人体調不良を訴えた。蓮珠さんはそっちに行ってしまった。
男性に囲まれた状態……
すると、なにげに照さんと目が合った
照さんが、ふっかさんに耳打ちをすると、みんながサッと動きだした。
照「大丈夫？女の子1人なら、あっちのグループいく？」
美柚「……大丈夫。」
照「無理なときは教えてね？」
美柚「はい。」
軽く自己紹介をして始まった。照さんの教え方は分かりやすくて、何回か繰り返しながら形になっていった。
照「七瀬さん、いいね！できてるよ！」
美柚「……ほんと？」
何回か通しでして、最後はみんなで合わせることに。
気づいたら隣に涼ちゃんが居た…
涼太「美柚ちゃん上手だね！」
美柚「でしょ？(笑)」
辰哉「はーい！みなさん、とっても上手でしたー！今日はありがとうございました！さ、最後に舘様、一言！」
涼太「えー、みなさん、色々抱えてることあるかと思いますが、人生の主役は自分です！諦めず希望を胸に！」
辰哉「はい！ありがとうございます！ね、努力は裏切りません。時間かかることも沢山あります。挫折 することも。それが人生だとおもいますので、あせることなく、ゆっくりでも進めたらなとおもいます。今日はありがとうございました！」
担当者「また機会があればおねがいします！今日はほんとにありがとうございました！」
これで運動の時間はおわり。
あとは夕食までは自由時間。
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