テラーノベル
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🩷💙〜 可愛がって〜
今日は翔太が家に遊びにきている
俺はソファを背もたれにしてSNSをチェックしていて、翔太はソファにうつ伏せで寝転んでいる
同じように携帯を触っていたはずの翔太は、先に飽きてきたのか、俺の襟足を触ったり、ピアスを撫でたりして遊んでいる
翔太がたまにする遊びなので、俺は気にせず放っておいた
ふいに背中を指でなぞられる
新しい遊びが始まった
なにやら繰り返し同じ文字を書いているようで、神経を集中させる
(…ん?なんだ?……す?………き?)
「ふはっ!笑 翔太ぁ?構って欲しいのか?」
振り返って頭を撫でると、足をパタパタと動かして嬉しそうにするくせに、言葉はそっけない
「…………べつに」
「へぇ?さっきなんて書いてくれたのか、わかっちゃったんだけど、当ててもいい?」
「…………しらない」
パッと少し赤くなった顔を伏せて隠す
「あ、そう〜!そんなこと言うんだったらいいや」
また携帯に向き直れば、服をきゅっと掴まれる
「……やだ、……さっくん……こっち、向いて」
か細くて震える声がする
「もー!最初から素直に言いなさいよ」
今度こそ体ごと振り返ると、体を起こしてソファの上に座り込んだ翔太と目が合う
両頬を包んでうりうりと強めに撫でれば、真っ赤な顔をしたまま目を逸らす
「だって……」
「恥ずかしがり屋さんめ。ほら」
「……ん」
頬を包んだ手を下に引っ張りながら、膝立ちをして顔を近づけて1度キスをする
俺もソファに座って抱きしめれば、満足そうに首元に頬を擦り寄せてくる
柔らかな髪の毛が、耳やら顎やらにふわふわと掠めてくすぐったい
背中に腕を回すんじゃなくて、俺の服の前側をぎゅっと両手で握っているのも可愛い
「翔太、構ってほしいの?」
「……………それも、だけど」
「ん〜?」
「……………かわいがって、ほしい、の」
両手をさらに握りしめて、ますます顔を真っ赤にして、俯いたまま、小さい震える声で
「……………」
反応しない俺を不安に思って恐る恐る伺う翔太
「…………さっ、くん?」
やばい、可愛すぎて言葉を失っていた
「可愛がる、可愛がる。もう、めちゃくちゃに、可愛がるから」
「え?あの、さっくん?大丈夫?」
「大丈夫、大丈夫。全然大丈夫。可愛すぎて手加減できなさそうとか思ってないから」
「え?いや、それは、あの、ちょっと」
「本っ当に可愛いすぎるよね翔太。もう可愛いがるしかないよね」
翔太を立たせて手を引いて寝室へ足を向ける
「気づかなくってごめんね、待たせたよね。すぐに可愛がってあげるから」
「や、ちょ、さっくん、あの、そんな、すぐじゃ、なくても」
寝室に入りベッドに翔太を押し倒す
お腹の上に馬乗りになり、顔の横に手をついて見下ろす
「あ………え、と、さっ、くん、あの…
「翔太」
「あぅ………………」
しどろもどろに紡ぐ戸惑いを遮って名前を呼ぶと、翔太が言葉に詰まる
「すぐじゃなくて、いいの?」
「っ……」
息を呑み、俺を見つめ、首を横に振る
「ん?言ってみ?」
可愛いけど、今の俺は言葉が欲しい
「…………っ、す、ぐが、い、い」
その声は甘く掠れる
「翔太、最高に可愛い」
「んぅ」
口付けを落とせば、すぐに首に両腕が回る
その夜の翔太の可愛さは止まることを知らず、熱い瞳に瞼が落ちて俺を映さなくなるまで、俺は可愛がり続けた
コメント
7件
可愛がるっている所は、見られますか?😆


かわいい。🩷💙 自分が寒くて震えてるのか、興奮して震えてるのかわからない笑