この作品はいかがでしたか?
80
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目が覚めた
重い瞼を開け、だるい体を持ち上げ、今日も奴らへ朝食を作ってやる。
廊下へ出るとそこには頬に赤い傷のついた新人のクロスと目があった
「エラー先輩おはようございます」
「ん…」
やる気のない返事で返す
「そういえば今日はエラー先輩が朝食担当でしたよね」
そんなこと知っている、だが話題が無いのだろう。
「そうだな…」
「今日はフレンチトーストが良いです…!」
目を輝かせている。こう見ると少しだけ可愛いと感じるがすぐにめんどくさいが勝ってしまった。
「んー」
そう返すと俺はキッチンの方へと足を運ぶ、
ジュワァァァァットントントン
美味しい音が響く、そして
「ねーエラーまだぁ?僕お腹空いたんだけどーーっ!!!」
と、言われイラつきながらも少し手を動かすスピードを早くする
「ついさっき起きてきたばっかなのに図々しいな…」
と返し出来上がった料理を真っ白の皿の上に盛り付ける
「「「「「「いただきます」」」」」」
「あ!エラー先輩!今日はフレンチトーストなんですね!!」
「まぁな…」
「……モグモグ」
やけに今日は静かだ
「これ旨いな」
ナイトメアがそう口にする
おかしいいつもなら「激まずだなー」とか言うくせに
…ホラーもしっかり食べているようだいつもなら一口食べさせるのに苦労するのに
今日は何かがおかしい気がする
暇なのでインクの元へ向かう
今日は格別に暇だ。いつもならあいつと話してるので暇になることはないが今日は暇だ
インクを探す旅が始まった
とりあえず光の奴らに聞いてみることにする
~underswap~
辺り一面雪景色
白く輝く雪の中に一つの青い星が見えた
きっとベリーだろう
サクサクサクサク
サクサク
「べりー」
「なんですか?」
「聞きたいことがあるんだが…」
「あー…今忙しいので後にしてください」
?ベリーって敬語だったか…?
「お、おぅ…じゃあな…」
「はい」
…?auを間違えたか…?
まぁ…しょうがないよな
俺は次の世界へと入り口を開く
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