「君島?」
「誰なんだ」
知り合いの病院に連れてきた。
「マンションの3階から落ちた」
ガラスの破片?付き落とされたのか…自ら落ちたのか…」
「検査して欲しい」
「中央辺りの高層マンションだからな…」
うん…
目覚める前から移したスチール台を押した。
水島ー
「先生何事ですか?」
「亮子呼べ!」
婦長の君島亮子、君島将生は夫婦で勤務してる。
浅野?……
「悪いが警察に調べて貰うか?」
浅野律、普通のサラリーマン、父親から会社を継げって言われたが自分の意思で個人経営をしてた。
「名前分かるのか?」
「さあ分からん…」
先ずはオペで怪我を縫い、精神科医の先生に連絡を入れた。
ー安部先生に告ぐオペ室までお越しくださいませ君島先生がお呼びですがーー
「悪いが江口君最後の患者を診てもらえるか?…注射と薬の三山さんだけだな」
「了解いたしました」
ドアを開けて出ていった。
エレベーターを降りてきた。安部裕志と
二階から整形外科の先生とかち合わせた。
「藤城先生…」
「安部先生…」
一階で山咲春が未だ来ないの?
婦人科医の山咲春が待ちぼうけしてた。
エレベーターのドアが開いた。
「あら安部先生に藤城先生?どうなされましたの」
「山咲先生~笑っ急患らしいな!」
交通事故かしら、
内科の先生の君島が
「早く来い!」
怖い先生が待ちかけてた。
山咲先生もだ!
「私呼ばれてませんが!」
マスクをかけた。
「きゃあ!笑っ藤城先生、安部先生だわ」
オペ室に向かってた
山咲先生も追いかけてた。
「春さんどうした?」
「急患らしいのよね」
「?…」
普段温厚な君島先生の顔を見つめてた看護士達
この子が3階から落ちた?…
「ちょっと退いてよ!」
「山咲先生?…」
「麻美だわ」
「知り合いか?山咲先生」
「神保麻美…私の従妹になります…が母親が出ていった後一人で暮らしてました…」
「従妹なのか後は兄弟とかは?」
「居ません…」
なら山咲先生が身元保証人になれるか?…
「何故私の苗字を使ってたのか…知りたい…」
先生といくつ違う?
「3歳下になります…」
先生いくつだ?
「女性に歳をお聞きになります?…」
いくつだ?春さん…
「君島先生…」
「38歳です…」
若い~笑っ
お前ら聞け…浅野さんから預かった
「浅野さんが見えたのか?…」
「3階から落ちたそうだ。検査するから白衣切ろ!頭に傷害が残ったら精神科医に写す…安部と藤城お前達が面倒見る事になるぞ」
…
「そんな…」
「山咲先生もだ下の世話させたいのか?」
「君島先生頑張りますよ!」
「佐藤和恵呼べ」「俺の婦長ですか?」
「バカヤロあの子は優秀な看護士だよな」
内線を繋いだ。
「佐藤看護士いるか?オペ室に寄越せ」
『佐藤さん安部先生がオペ室に来てくださいってよ』
またですか?
お手洗いから出てきた。
タンポンのケースをしまった。
あーん腰が痛い…ムズい…
白衣を着替えた。
良し。行ってきます!
佐藤和恵ベテラン看護士…
興奮してきた…笑っ
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