どうも皆様、サカナです
今回はnene様より、東京×神奈川のお話です!
遅れてすみません!!
推敲しまくってたらこんなことになってしまいました(´・ω・`)
そしてリクエストはいつでも受け付けておりますが、本当にうちの東京さん解釈でもええんやろうか…という懸念もありまして。
念のためかる〜く言っておきますね
最年少の健全ヘラ東京×世話好きお兄神奈川
これでもええんですね?
いいよって方はこの先へどうぞ
『かながわにい!』
『ん?どうしたの?』
『あのね、かくれんぼしよ!』
『かくれんぼ?いいね。絶対見つけられないように、すごいとこ隠れちゃおうかな〜』
『ぜったいみつけるもんね!ぼくがみつけたら、およめさんになってね!』
『お嫁さん?ふふっ、いいよ。東京が大人になっても覚えててくれるならね』
『ほんと?!ぜったいだよ!やくそくだよ!』
『うん、約束ね』
神奈川「…はっ」
ふと、懐かしい夢を見た。
今日は東京が成人する日なので、そんな夢を見たのかもしれない。
神奈川「懐かしい〜。あのちっちゃかった子がスーツ…感慨深いよ〜」
まだ寝ようと語りかけてくる睡魔を無視して、神奈川は着替えなどの準備を済ませた。
今日のご飯当番は神奈川なので、朝ごはんも作らねば。
神奈川「ちょっと豪華にしてみようかな…何がいいだろ」
東京が好きと言ってくれた卵焼きと、いつものお味噌汁、白米は定番だ。
神奈川「…あ、鮭があった気がする。よし、朝ご飯きーまり!」
神奈川「〜♪」
にこにこしながら食器を並べていると、珍しいことに東京が1番最初に降りてきた。
普段は結構長く寝るタイプで、3、4番目あたりで起きてくる。
東京「おはよ、神奈川」
眠そうな様子はなく、後ろに何か赤色や黄色を隠している。
神奈川「おはよう、東京。何持ってるの?」
東京「えっと…あのさ、昔さ、かくれんぼして、俺が見つけたらお嫁さんになるって約束…したよね?」
神奈川「え?うん」
緊張しているのか、少し詰まりながら伝えられた言葉は、神奈川の知りたいことではなかった。
確認するように見つめてくるので是と返したが、言いたいことはよくわからない。
東京「俺、今日成人するでしょ?大人になったわけ…じゃん?」
神奈川「そうだね」
東京「だ、だからね!これ準備したんだ」
すべすべの頬を赤くして、東京は何輪かの花を差し出した。
神奈川「わ!綺麗なお花!」
大きく咲いたひまわりや赤いチューリップの花束だった。
どれも状態が良く、綺麗にリボンが巻かれている。
神奈川「これくれるの?」
こくこくと頷くので、リボンや装飾を崩さないように受け取って眺めてみる。
東京「…か、神奈川、俺のお嫁さんになってくれる?」
お花は感謝の気持ちでもあるから!と言い訳しながらも、東京の瞳は揺れている。
神奈川(そっか…あの時僕見つかったんだっけ…)
小さな手で服を掴み、「みーつけた!」と言う東京を思い浮かべて、微笑ましくなった。
東京「…やっぱり嫌?」
わかりやすく落ち込んでしまい、罪悪感が湧いた。
東京「へ、返事はいいから…その…それだけ受け取ってくれたら、俺はもう満足だし…」
神奈川「東京…」
東京「えっと…ご、ご飯食べられる?」
まさか告白されるとは思っていなかったが、神奈川とて東京が嫌いなわけではない。
神奈川「…ねえ東京、誤解しないで」
東京「?」
神奈川「確かにまだ、恋人として接せるのか?って言われたらわからないよ?でもね、告白されて嫌な気はしなかったし、ちょっと嬉しかったんだ」
東京「慰めなくてもいいよ…神奈川のそういう優しいとこ好きだけど…」
神奈川「えっとね……そうだ、東京、ちょっとしたゲームをしよう?」
東京「…ゲーム?」
驚いたように目を丸くさせる東京。
正直なところ、優しい感じでフラれるとしか思っていなかったようだ。
神奈川「約束は約束だからね。でも、恋人って言われても実感が湧かないと思う。だから、僕を一回でもドキッとさせられたら、付き合おう///」
東京の顔が、ぱっと輝いた。
東京「…いいの?同情とかはやめてね?」
神奈川「もちろん!今日でお兄ちゃんは卒業するよ。だから、僕を落としてみて?」
花束を大切そうに抱えながら、神奈川は真剣な眼差しで東京を見つめる。
これは冗談ではなく、神奈川の覚悟の証だ。
東京「…2日で落としてやる…」
ぼそっと呟き、東京はにこにこと笑った。
2日後
東京「あ、神奈川、お米ついてるよ」
神奈川「え?どこどこ?」
東京「ここ!」
Chu♡
神奈川「!?!?////」
関東「!?」
東京「ドキッとした?」
神奈川「はわ…///し、しました…///」
東京「じゃあ、俺の勝ちね!」
コメント
3件
めっちゃ良かったです!またリクエストしにきます!
あいっかわらず話のまとめ方が下手なんね…こんなのですみません ひまわりの花言葉「あなただけを見つめる」「憧れ」 赤いチューリップ の花言葉「思いやり」「博愛」「愛の告白」「真実の愛」