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タロ
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めめだて
目黒side
ベッドで仰向けになっている
夜中にふと思う
寂しい、ひとりぼっちな…そんな感じの…うまく言葉に表せないもやもやと胸の中で渦巻く感情
どうしてなんだろう
徐々にドス黒く重たくなっていくこの気持ちの悪さからなんとか逃れたくて、とりあえずスマホをタップする
日付が変わろうとしている
23:56
「はぁ…」
ため息をついたところで何も変わらない
何か飲み物でも…と起きあがろうとした時に通知音が鳴る
え、舘さんから…
『目黒おつかれさま
もう寝てる?』
その文章を見ただけでさっきまでの胸の辺りの気持ち悪さがスッとなくなっていくように思えた
すぐに、電話をかける
だって
だって好きなんだよ
あなたは何も思っていないかもしれない
ただの同じグループの仲間だと、本当にそれだけだと思う
それだって十分嬉しい
でもそうじゃなくて
俺はそうじゃなくてさ…….
「あ、舘さん?おつかれさま
電話のほうが早いと思ってさ」
平然を装いスマホ越しに話しかける
舘さん
あなたが好きです
そんなことは
言えない
「そっか、舘さん今仕事終わったんだ
…うん、うん今もう家にいて」
舘さん
俺苦しい
さっきまですごく苦しくて
でもあなたの声を聞くだけで心がじんわり温かくなる
「え?え!もちろん!!
ちょっと散らかってるかもだけど全然!
俺迎えに行くよ!
待って、すぐ行く!」
舘さん
今から会えるんだ
電話は切らずに準備をする
急ぎすぎて、ベッドから降りたときに横の棚にぶつかる
可愛らしく笑う声が聞こえて
それがまた愛おしいと思う
今行くね、舘さん
俺の
大好きな人