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わわわわわわわ!!!! ついに!srさんもダイヤモンドを...ってか、過去に何かあったって何があったんだあああああ
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srimrさん視点〜
なんかいきなり壁できたんだけど
〈srimr〉
「まってどゆこと???」
私はそう思いながら周りを見渡す。
さっきまでの洞窟は変わらない…
〈srimr〉
「あ!」
私の後ろには
〈srimr〉
「gnmsさん!!」
〈gnms〉
「rimrさん!!!」
私たちは駆け寄り、握手を交わす。
〈srimr〉
「よ、よかったぁ〜…。めっちゃ心細かったんだよぉ〜」
そんな事を話していると、
〈???〉
「こんにちは。」
!?
突然声が聞こえた。
〈srimr〉
「だ、だれ!?」
〈???〉
「私は_」
〈リーム〉
「我が主様の部下、リームと申します。」
リームと名乗る女性はメイド服を着ていて、
とてもカラフル。
髪飾りもメイド服も髪も。
その色は
鮮やかで、
でも、どこか、
今すぐにでも消えてしまいそうだった。
〈gnms〉
「…。なるほどー、この洞窟の奥にいる、
俺たちが探している人の部下ってところか。」
…。
心を呼んだのか。
〈リーム〉
「御名答でございます。」
〈srimr〉
「で、その主様のところへ私たちは行きたいんですけど、」
〈srimr〉
「案内していただけませんかね?」
〈リーム〉
「申し訳ないのですが、それはできません。」
〈srimr〉
「なぜ?」
〈リーム〉
「なぜ、ですか…。」
しばらくの沈黙のあと、
〈gnms〉
「…!?rimrさん!来ますッ!!」
そう声を上げるのと同時に、
リームが声を上げる。
〈リーム〉
「貴方達が魂だけになるから、ですかね。」
〈リーム〉
「泡沫の希望。」
そう声が飛ぶと、
!?
私の視界が
真っ暗になった。
まるで停電。
〈gnms〉
「!?」
〈gnms〉
「rimrさん大丈夫ですかッ!?」
〈srimr〉
「多分ッッ!」
〈srimr〉
「微風ッ!」
私はここの空間に今すぐにでも消えてしまいそうな風を起こす。
目を開けていても暗闇。
なら閉じてしまいましょう。
そう、閉じて
風を感じるんだ。
…
…よし!
この風が止まるところ、
人の輪郭が想像できる。
〈srimr〉
「大丈夫です!」
〈リーム〉
「すごい力をお持ちなのですね。」
〈リーム〉
「…。解除。」
え
私は目を開ける。
すると、 さっきまで
暗闇だったのが
洞窟だったのが
ふわりふわりとした、
カラフルな雲の上にいた。
〈リーム〉
「すこし、主様の能力を使わせていただきました。」
〈srimr〉
「oh…。」
とんでもないな全く…
〈gnms〉
「…今度はこっちから!やってやるよ!!」
〈gnms〉
「響いて_」
そういうと、
gnmsの前に指揮棒のようなものが現れた。
〈gnms〉
「ほんっとしょぼそうなんだよな…。」
そういいながらも
gnmsさんは指揮棒を振る。
すると、
風は強くないのに、
風の”音”だけが大きくなっていった。
〈gnms〉
「どうやら、これが俺の武器、
指揮棒の効果らしい。」
〈gnms〉
「今は風の音を大きくしている状態ですね。」
〈srimr〉
「この状態で大技を打ったら…。」
〈gnms〉
「…w」
…音がさらに倍になると…w
〈srimr〉
「…wやるしかないなぁ!」
〈srimr〉
「切り裂いて_」
私が言霊を放った瞬間、
私の前に扇が現れた。
黄緑をベースにした扇、
そして、
真ん中には
ペリドットが宿っている。
私は大技を繰り出そうと、扇で舞う。
〈srimr〉
「疾ぷ_」
〈リーム〉
「そんな会話を聞いたあとで、私が何もしないで攻撃を食らうとでも思いましたか?」
〈リーム〉
「さようなら。」
リームがそういい終わると、
私を囲うようにたくさんの短剣がこちらへ向けられていた。
百本なんて生ぬるいだろう。
〈srimr〉
「!?」
その短剣たちがこちらへ飛んでくる。
〈gnms〉
「rimrさ_」
こっちに手を伸ばそうとするgnmsさん。
〈リーム〉
「貴方もよ。」
リームがそういうと、
gnmsさんの周りにも私と同じように
短剣が現れた。
〈srimr〉
「風の舞ッッ!!!」
私はとっさにそういい、
扇で円を描くように振る。
〈srimr〉
「ッ!」
私は舞い続け、短剣を撃ち落とす。
カラン…。
カランと、短剣が音を立て、地へ落ちる。
〈リーム〉
「いつまで耐えられるのでしょうか?」
〈リーム〉
「持久戦と行きましょう。」
リームは天へ手を上げ、
また短剣を生み出す。
…やッばいなッッ…!
短剣がこちらに飛ぶ速度が速い上に、
数がヤバいッッ!!
〈gnms〉
「♪~」
その音をきき、
私は一瞬の隙を見て
gnmsさんをちらりと見る。
gnmsさんは指揮棒のようなものを
笛のように吹き、
音を出している。
その音により、
gnmsさんに近づく短剣は地へ落ちていく。
…でもあのままじゃだめだ。
そう思いながら、私は扇を振り続ける。
〈srimr〉
「…ッッ!」
ビュンッッ!
私の頬に短剣が擦れる。
頬がヒリヒリする…。
…体力が無尽蔵あるなんて訳が無い。
普通にきついッ
このままじゃ、こっちがやられるッッ!!!
gnmsさんも耐久戦になったらだめだ。
笛を吹くということは、
肺の空気を使っていること。
肺の空気が無尽蔵なわけない。
どうにか…!
そういえば、
gnmsさんには私の心の声が
聞こえるのでは…?
…。
あれれれれれ???
うそん。
聞こえてない系だな〜…。
〈gnms〉
「♪~…ッ♪~!!!」
途切れ途切れになる音。
〈srimr〉
「gnmsさん…!」
だめだ…!
このままじゃッ…!!!
まるで希望が見えない。
…ッ!!!
私は扇を振り続けながら、
手に宿るペリドットへ、
願いを馳せる。
〈srimr〉
「お願いッ!ペリドット!!」
〈srimr〉
「奇跡を…奇跡よッッ!!!!」
私がそう言い放つと、
ペリドットから少し風が吹いた気がした。
まるで、”共鳴”
_その時、
私の口が言葉を並べ、発していた。
〈srimr〉
「風竜召喚ッッ!!!!!」
風竜などの”竜”は召喚者の魔力量に応じて、
強さが変わってくる。
…今の私が、
この現状を ひっくり返せるレベルの竜を召喚できるかどうか…。
空に黄緑色の魔法陣が現れ 、
そこから竜巻が吹き荒れる。
その竜巻を吹き飛ばすように、
渦の中から黄緑色の風竜が現れた。
風竜が、ここら全体へ息吹を吹かせる。
その息吹が私たちの壁である、
短剣を全て撃ち落とした。
カランッ
カラン、カラン!
そんな音が響き渡る。
〈リーム〉
「まぁ…とんでもないですね…。」
〈gnms〉
「すごすぎでしょ…。」
そういってgnmsさんが私の方へ目を向ける。
〈gnms〉
「!?額から血が、ッッ!」
〈gnms〉
「…。 」
〈gnms〉
「…さっきまで扇を振り続けていたのに、
こんな強さの風竜を召喚できるなんて、」
〈gnms〉
「ダイヤモンド…宿したんですね…。」
そんな事を話していると、
風竜がこちらにやってきて
私たちを守るように地へ降りる。
〈リーム〉
「…ダイ、ヤモンド…。風竜…。」
〈リーム〉
「…。」
〈リーム〉
「どうやら、私が審査するまででもなかったみたいですね。」
〈リーム〉
「降参です。」
そういい、リームは手を上へ上げる。
〈srimr〉
「…風竜、ありがとう。もう大丈夫だよ。」
私がそう言うと、
風竜は風に包まれ、消えた。
〈リーム〉
「それでは、」
リームがそういい終わると、
このふわふわした可愛らしい空間は
殺風景の洞窟へと姿を変えた。
〈srimr〉
「…あれ?」
姿を変えたのと同時に、
リームは姿を消した。
…
〈gnms〉
「…つっかれたぁ…。」
…ヤバい…
〈srimr〉
「眠気ヤバいです…。」
そういい終わると、
私の記憶はここで途絶えた。
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gnmsさん視点〜
…あ、rimrさん寝たなこれ。
…。
〈gnms〉
「ねぇ、rimrさん、」
俺は寝ているrimrさんへ話しかける。
話しかけるとは言っても、
独り言みたいなものだ。
〈gnms〉
「俺さ、心の声読めるじゃないですか。」
〈gnms〉
「…。読めるはずなのに、」
〈gnms〉
「貴方の心だけ読めないんです。」
〈gnms〉
「今までずっと言ってきませんでしたけど。」
…。
〈gnms〉
「俺、この能力、大っきらいで。」
〈gnms〉
「聞きたくないこと、知りたくないことも分かるから。」
〈gnms〉
「そんな時、貴方の心だけは読めないって気づいたんです」
〈gnms〉
「はじめは嬉しかったです。でも、聞こえないから貴方のことがわからないんです。」
〈gnms〉
「…その時初めて能力が少し恋しくなれました。」
〈gnms〉
「…なんで聞こえないのかなって、俺なりに考えたんですけど、」
〈gnms〉
「…。」
〈gnms〉
「…過去に何かあったんですか…?」
〈gnms〉
「いつも明るい”貴方”は、本当に”貴方”?」
〈gnms〉
「…なぁ、本当の”srimr”をいつか見せてくださいね。」
そういい、”道化師”の隣で、
俺も目を閉じる。
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