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#BL
kaede🍁
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おその★
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ある日の夕方。
インターホンが鳴った。
阿部の肩が大きく震える。
もう一度、インターホンが鳴る。
スマートフォンが震えた。
画面には『めめ』の文字。
『あべちゃん。家の前にいる。』
心臓が止まりそうになった。
『全然返信くれないし、電話にも出ないから心配で来た。』
『顔だけ見せて。』
『五分でいいから。』
阿部は息を呑んだ。
来ないで。
そう思う一方で、会いたい気持ちは抑えられなかった。
玄関の向こうには、大好きな恋人がいる。
会えば抱きしめてもらえるかもしれない。
「……でも。」
今の自分を見たら。
知らない女性が、自分の部屋から出てきたら。
めめはどう思うだろう。
浮気……
きっと、そんなことしか考えられない。
インターホンがもう一度鳴る。
「あべちゃん?」
ドア越しに聞こえた低く優しい声に涙があふれた。
「めめ……。」
小さく名前を呼んでも、その声は扉の向こうまでは届かない。
『いるんでしょ?』
スマートフォンに新しいメッセージが届く。
『お願いだから、一人で抱え込まないで。』
『俺、何があってもあべちゃんの味方だから。』
画面が涙で滲む。
その言葉が嬉しくて、苦しくて。
阿部は玄関へ向かい、震える手でドアノブに触れた。
あと数センチ回せば、めめに会える。
けれど、その勇気がどうしても出なかった。
コメント
1件
ああもう第2話、胸がぎゅってなったよ〜!!😭💦 阿部ちゃんの「会いたいけど会ったら誤解される」っていう板挟み、めっちゃ伝わってきた…。 特に『味方だから』のめめの優しさが逆に苦しくて、涙が滲むシーン、わたしも画面見ながら一緒に泣きそうになったよ🥺💕 続きが気になりすぎる…!早く2人がちゃんと向き合えますように…!!🌟