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その目の前にいるのは、あおばと同じような人。だけど、なにか雰囲気が段違いに違う。「そこのお前だよ、お前、そんなちっこい奴に庇われて気分いいか?」このえが、わたしの袖を引っ張って来たので、その方向に目を落とした。「あのまは、きほんてきによるにでてくるのです…」するとその“人”は袖をまくった。そこには、タトゥーのような線が1つあった。「なぁ、そこのお前、名前なんて言うんだ?」その“人”はわたしに問いかけた。「…なな。ななっていいます。」「ななか。ここの種とは思えねぇ名前だ。死ぬ前に俺の名を知りおけ。俺は玄喰だ。覚えておけ。覚えてても無駄だと思うがな。」そういうと、玄喰はあおばに向かって爪を立てた。あおばはわたしたちを風の力で飛ばして、戦場から離させた。わたしはその衝撃で、意識を失ってしまった。