テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

出すの忘れてた (



今から何年前だろう。

俺は昔から運動神経が良くて、成績も良かった。

自分ではよくわからないが、モテてもいた。

だからか、よく男子からのいじめを受ける。

「放課後、体育館裏な。」

その言葉を聞くだけで

(嗚呼、今日もか)

と思ってしまう。

別に怖くも何ともない。

いや、最初は怖かった。

でも…慣れた。

そんな中、仲良くしてくれた“5人”。

飛雄も、蛍も、忠も、研磨も、仲良かったが、

それ以上に仲良くしてくれた、蒼羽(そら)。

親友だった。ずっと…一緒にいてくれた。

のに……

「お前と仲良くなんて無理最初から無理www」

「なに?もしかして本気だと思ってたの?www」

裏切られた。

知ってた。

裏切るなんて。

でも、仲良くしてた。

嬉しかったから。

一緒に居てくれる人が多くて、嬉しかったから。

裏切られるなんて知ってても、仲良くしてた。

だけど…いざ裏切られると、怖かった。

でも…4人だけは、ずっと仲良くしてくれた。

本当の“仲間”だった。

ヤンキーになったのは、確か小3の頃

蒼羽が裏切ってから…数カ月後だった。

最初は、ヤンキーになりたいとか、不良に憧れとか無かった。

だけど、6年生から虐められて、無意識で“ぶっ飛ばした”

その時から、何か、壊れたような感じがして、

やっと自由を手に入れた感じがした。

それから喧嘩したいって思うようになった。

でも、一人だと寂しいしやっていける気がしなかった。

だから、“5人でやろう”って言った。

みんな、賛成してくれた。

でもすぐに___。


そこまで説明をすると

さっきまで堪えていた涙が溢れそうになった。

だから咄嗟に、隣に座っていた、研磨の後ろに行って

「ごめ…、あ、と……よろ、しく…」

そう伝えた。

あの日、あの時。俺達は

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

181

コメント

2

ユーザー

続き楽しみです!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚