死して尚、

サラっと一条さん死んでます。

腐要素あります。

相良さん視点。

あの世にて。

相良「……おい、」

なんで、お前がここにいるんだ。

相良「…一条。」

一条「久しぶりだね〜ん。」

「久しぶり」じゃねぇよ、馬鹿野郎。

ぐっと、目の前の恋人の胸倉を掴む。

相良「何死んでんだ、テメェ。」

一条「人生で初めて負けたなぁ…。」

負けた、じゃねぇよ。

相良「馬鹿野郎…！！」

泣きながらしがみつく。情けねぇな、俺。

一条「…馬鹿、かぁ。…うん、」

相良「寂しかった、けど、」

一条「うん、」

相良「早くこっちに来いとか、一言も言った覚えねぇし思った覚えもねぇよ…ッ！！」

一条「…ごめん。」

相良「ゆるさねえよ、ばーか、」

一条「なぁ、颯誠。」

相良「んだよ……、康明。」

一条「愛してる。」

……はぁ、、ホントに馬鹿だよなぁ、お前は。

相良「俺もだよ、馬鹿野郎。」

俺達は死して尚、愛し合い、

またキスをした。

「愛してる」