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陽気な男と静かな女

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陽気な男と静かな女

4 - プレゼント

2025年06月19日

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あれから少し、隠キャ女とアオノハコについて熱弁する事があった。

それ以外は何も進展がない。

あれほどアオノハコ愛を語られたら何かシールとかあげた方がいいのではと思ってしまう。

プレゼント、3歳に母へあげた肩叩き券以来だ。

確か千夏先輩推しだったよな。

アニメイトでちょっくら買ってくるか。

でも一人は怖いし友達誘お。

「えー?なんでおま、アニメイト興味なかっただろー?えー?なんでー?え?なんで?え?」

なぜそんなになんで連呼してんだ?

「いいだろ別に」

「女子に何か送んの?彼女?」

はー、このバカは、すぐそういう恋愛話しようとすんだよなあー。

「何もねえよ、すっとこどっこい」

こうしてなんとかアニメイトへついた。

なんだかオタクになった気分だ。

「アオノハコ、アオノハ、、、、、」

あれ?

気のせいじゃない?

なんか、いる、、、、いる!

隠キャ女がおるっ!

俺は急いで隠れた。

「なんで、いる、、、?てかめっちゃ買っとる!特売日のババアくらい買っとる!」

作戦は失敗だな。

帰ろ。

「おい、帰るぞ」

「は!?まだ選んでんのに!?」

こうして1日が過ぎた。

「おはよー」

また隠キャ女の方が先についていた。

「、、これ、いる?元治くん、」

隠キャ女は俺にアオノハコの下敷きとペンケースをくれた。

あ、って隠キャ特有の合言葉言わなくなってる。

昨日、俺に渡す用のやつ買ってたんだ。

「ありがとう、」

「いつもウチと喋ってくれてるからさ!」

なんだろう、なんでこんなに、胸がキュっとなるんだろう、、、。

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