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むかしむかし。ある王国には素敵なお嬢様がおりました。その国では貴族や王族以外は人間扱いされず、奴隷となっておりました。お嬢様はその国のその伝統のようなものに違和感を覚え、変えたいと思いました。なので変えるために色々と手を打ちました。ですがある時、王城に沢山の民が押し寄せてきました。それはお嬢様への批判のためでした。お嬢様の良かれと思ってやったことが、民たちの反感を買ったのです。民たちはそのままで生きれるので良かったのにお嬢様が変に手出しをしたため、お嬢様は民たちの怒りを買ったのです。そこでお嬢様は絶望しました。どうすれば良かったのだろう、と。そこでお嬢様はとある魔法使いに願い事をしました。それは、「時を戻してやり直したい」と。魔法使いは了承しました。お嬢様はやり直しをしました。何度も何度も。全て失敗でした。お嬢様は何度もやり直しをしてる間に心は壊れ、絶望しました。なのでお嬢様は何十回目かのやり直しに失敗した時、遂に自分で首を括りました。それはそれはとても美しい死に様だったと言われています。お嬢様の残した書紀や手紙には絶望と謝罪ばかりが綴られてました。
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コメント
10件
こう云うの大好物だわ
昔聞いたやつです