テラーノベル
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続きです。
ーーどうして泣いてるの?
「迷子になったの…森からでられないの…」
女の子からの質問に泣きながら答えた。
ーーそっか!なら私が帰り道を教えてあげるね!
笑顔でそう言ってくれて、知らない子なのに何故か安心した。
「ありがとう!私は青野美月。君はだれ?」
ーー私は桜の妖精フルールだよ。よろしくね美月!
びっくりした。最初は信じられなかった。妖精の話なんて絵本の中でしか聞いたことなかったから。
でもすぐに嘘じゃないんだって思った。
だって耳が尖ってるし、羽はないのに飛んでるから。
ーー美月。お願いがあるの。
フルールが道案内してくれてるときに、突然私にお願いをした。
「何?」
ーー私の事を誰にも話さないでほしいんだ。誰かに見られたり話されたりしていろんな所に私の様な妖精の存在を知られるとここに居られなくなるから。
「わかった。話さない!約束する!
…だからまた会いに行ってもいい?絶対に見られないように気をつけるから!」
私がそう言うとフルールは笑って、いいよ。って言ってくれた。
出口が見えて後ろを振り向くとフルールはいなかった。
「ありがとう!またくるね!」
私はそう言いながら手をふって村に帰った。
そして、その日から私は誰にも知られないようにつけられないように気を付けながら秘密で不思議な友達の桜の妖精フルールと遊ぶようになった。
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