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「はぁ…」どうしよう。家なくなっちゃったなぁ
今になって元彼との楽しかった頃の思い出が走馬灯のように蘇ってくる。目頭が熱くなり、視界がぼやけだす。自分の意思とは真逆に勝手に涙が溢れ出てくるのだ。何だか自分が惨めに思えてきた。
「これからどうしよう」そう呟いたときだった
「🌼、、?」
「へ?」
「🌼こんなとこで何してんだよ!」
「風邪ひいちまうぞ、、、」
そこに現れたのは
元彼の弟の竜胆だった。
「竜胆!?」
「兄貴と何かあったの?」
「あーうん、!そうなんだよねー笑」
「……無理に笑うなよ」
「え?笑」
「泣いてたんだろ?」
「目腫れてる」
「や、やだ〜!恥ずかしい!笑」
「見苦しい姿晒しちゃってごめんn」
「とりあえず俺の家来て」
「そこで話聞くから、な」
「うん…ごめんね」
「謝罪より感謝の言葉が聞きてぇなぁ〜」
そういい”ニカッ”と笑った。
「うん…竜胆ありがとう…!」
「おう!」
「荷物はどうした?」
「全部置いてきちゃった笑」
「まじかよ、」
「まじです…」
「じゃあ買いに行かねぇーと笑」
「本当に申し訳ない、、」
「だから謝んなって〜」
「ごめんなさい!笑」
「あ、また言いやがった笑」
喋るのに夢中で気がつくと竜胆の家についていた__。