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似ても似つかない二人は

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似ても似つかない二人は

第3話 - 似た者同士である

400

2022年10月17日

#日向愛され

#黒子愛され

#捏造注意

凛翔

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凛翔

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前回の続きから

｢いや、え？…あれ？｣

｢驚き過ぎです｣

｢いや驚くだろ！だって、俺はバレーでテツはバスケじゃん！球技違う！テツはびっくりしなかったの？｣

｢まあ、確かに驚きましたけど…あの人でしたらやりかねませんし｣

｢あの人って？……あっ(察し)｣

｢はい。赤司くんです。｣

｢デスヨネー…俺達って言ったから、てっきりテツが今いる、えっと、せいりんだっけ？が来ると思ったんだけど…赤司が来るって事はキセキの世代が来るって事だよな…｣

｢はい、そうです。誠凛です。この際誠凛バスケ部で行ったほうがマシです。赤司くんや黄瀬くん達が来るって思うと…胃が……｣

｢あ〜…テツ、めっちゃ気に入られてるからなぁ…俺、赤司怖いから苦手｣

｢翔くんも気に入られてるじゃないですか。あの人達結構本気で翔くんをバスケに引きずり込もうとしてましたからね…｣

｢俺はバレー一筋だから！｣

｢知ってますよ。天変地異でも起きない限り、翔くんはずっとバレーしてますもんね。｣

｢てんぺん……？｣

｢…勉強、しましょうか。｣

日向の頭の悪さに溜め息をつく。どうしてここまで放っておいたんでしょう僕は…なんて考えながらしょんぼりしている日向の頭を撫でる。日向はふにゃりと笑い、もっとやってと言わんばかりに黒子の手に頭を押し付ける。

｢よし、やるぞー！｣

｢バレーとバスケをやるには、少し人数が足りませんが…｣

｢だって他の皆は部活してんもん。｣

｢そうですね。けど、日向となら何をしても楽しいですから｣

｢！おう！｣

｢早く始めよーぜ！｣

片やバレー馬鹿で、片やバスケ馬鹿。似ても似つかない二人が唯一似ているものは、どちらも自分の好きに一直線で、いつも楽しそうにプレーする事。