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エージェント67
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大塚さんとは高速道路のインターチェンジ付近で別れた。式場には結構近づいたのでとても助かった。ありがとうございます。上の青い看板に、「島人サンドホール 直進500m」と書いてある。もう少しで着くんだよ。ここまでの道のりが長かったように感じた。
ようやく会場に着いた。3年間目的地につかないなんてそうそうないことだ。そこは逆に誇っていいことかもしれない。
8:55。卒業生は全員揃って…あれ?
川「お前の隣、2つとも空席だぞ?」
鈴「あれ?」
川「多分寝坊してるんじゃね?」
鈴「それか卒業したくなくて3年間旅してたりしてなw」
川「3年間卒業式サボるヤツ多すぎやろ」
式が始まった。
校長の話は長かった。
祝辞もクソ長い。
答辞は真面目に聞いた。
式が終わった。
鈴「結局さ、あの2人どうしたんだろうね。」
川「白金くんと北川さんでしょ?」
鈴「あの2人付き合ってるからワンチャンパコってたりしてんじゃない?」
川「黙れ」
そんないうか?でも2人が来ないのはおかしい。なぜかって?あの2人は学校行事を好む派の人たちだ。卒業式なんて立派な学校行事だろう?なのになんで来ないんだろう?
川「オォン‼︎学校に忘れ物した!」
鈴「ここは学校の体育館じゃなくて市民ホールだから学校までいくのはキツイよ」
川「大塚に頼むわ」
鈴「暇じゃないよあの人も」
…川上は聞かずに学校までダッシュした。何を考えてるのか。行動力だけはあるんだな。式も終わったし、川上がホールに戻ってくるまでのんびりして待ってるか。
待ってるか。
待ってるか
待ってる…ん?
5時間経っても帰ってこないぞ?何してるんだ?アイツ便秘だからう◯こしてるのか?でも一般の人ならトイレに5時間いるなんてキツイはずだ。ここから学校は歩いても1時間なのに。
スマホの通知が鳴ったぞ。川上からだ。
「あの2人、学校にいたぞ。」