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この作品に政治的意図は一切ありません
百合要素ありです
女体化注意
実際の国とは関係ありません
🇺🇸さんと🇯🇵さんのお話です
🇯🇵さんの片想いは、
🇯🇵さんが居なくなった後に叶います
OD表現あり
死ネタ
思いっきりcp要素ありですね
(百合だから当たり前かな?)
カントリーヒューマンズのタグをつけますが、
キャラクターとしてお楽しみください
それでも読みたい方はお進みください
🇯🇵side
ふんわり花が薫る。深紅の瞳と、藍玉の瞳を片方ずつ宿らせ、それを長い睫毛の生えた瞼で時々覆う。ゆっくりと瞼を持ち上げ、こちらを見つめ返す貴方はまさしく”美”だろう。対して、私の瞳は両方真っ赤だし、睫毛も大して長くない。貴方は綺麗な二重瞼。私は奥二重の瞼。それに比例するように、貴方は性格も人当たりもいい、元気な女の子。一方、私は…大して面白くなければ、人当たりもいいとは言えない。もっといえば、私は人と関わることが苦手なタイプ。それでも話しかけてくれる貴方の心は美しい。
『はぁ…』
『私…だめだなぁ…』
貴方は人気者だから、きっと他にも貴方を狙う人がいるのだろう。私に勝ち目なんてあるわけない。そもそも同性でカップルなんて世間の目が怖い。まあ、私の国が認めていないだけなんですが。
亜『やっほ〜〜っ!!Japan~!!』
亜『隈ひど…大丈夫そ…?』
『大丈夫ですよ…えへへ…』
亜『あんまり無理しちゃだめだよ〜?』
『…はい』
優しい。貴方は優しいですが、たまに残酷なことをする。叶わない恋だと分かっているのに、私に僅かな希望を与えてくる。ほんと、ずるい人。
『この恋が叶ったら、どんなに幸せだろう…』
『ねぇ、亜米利加さん…?』
その声はオフィスの騒音にかき消されたのだった。
亜『みんな!聞いて〜!!』
亜『あたし、好きな人できたんだ〜〜!!!』
先ほどまで我慢出来てたはずのオフィス内の騒がしさはさらに増す。がそれに反比例するように私の心は静かに、音を消した。
露『へーどんな子?』
亜『お!!露西亜にしてはいい質問だね〜』
亜『可愛い子だよ〜!』
ああ…確定した。
この恋は叶わない。
ほんの僅かあった希望は、
たった今、
一人の想い人に、
粉々に砕かれた。
私なんかに釣り合うはずがないのだ。
ましてはあの亜米利加さんが可愛いというのだ。
相当可愛いのだろう。
負け確だ。
もう、諦めよう。
心にできた腫れ物は潰して、
顔に浮かび上がる妬みを上から笑顔で重ねて、
誰にも悟られないように、
“これ”に蓋をしよう。
あれ以来、亜米利加さんと口を聞くのをやめた。
流石の私でも、人の恋路を邪魔したくはない。
私にとっての幸せは、想い人が幸せになることだ。
…決して嘘ではない。
でも、
本心でもない。
あの日から何かに追われるように仕事をした。
独逸さんにはもちろん心配された。
あの後、
伊太利亜さんの仕事を変わって私がするようになると、
伊太利亜さんまで心配してくるようになった。
私は、ただ心の穴を仕事で埋めているだけなのだ。
最近じゃ、
あの中国さんと露西亜さんにまで心配される。
そんなに酷く見えるのですか?
お手洗いに行き、鏡で自分の顔を確認した。
目の下に浮かぶ濃い隈。
毎日のように涙を流すからだろう。
瞼は腫れぼったい。
垂れ下がった眉に、
まるでロボットのように一切動かない口角。
これは重症…w
急いで持ってた白いファンデで隈を覆う。
亜米利加さんと喋れるように練習した笑顔。
いつもより濃いめのチークで血色を出した。
よし。これで大丈夫。
『皆さんご心配お掛けしてすみません』
『さっきご飯食べてきたのでもう元気ですよ!!』
そういうと、
まず最初に反応を示したのは伊太利亜さん。
伊『ならよかったんよ〜!!』
伊『ジャポーネのこと心配なんね…』
『ごめんなさい』ニカッ
独『日本…その笑い方…』
『…?どうされました?独逸さん』
独『…なんでもない』
芬『あ、日本だ』
『あ!芬蘭土さん!!こんにちは〜』
芬『ねぇ、その笑い方なんかやだ』
『え…?』
『いつも通りですよ??』
露『亜米公そっくりだね』
芬『げっ…露西亜…』
…
わかってます。
だって真似してますもん。
でも、あなた方に不快感は与えたくない。
もう、やめましょう。
いい加減頭から消さなければ。
『笑い方改善しときますね』ニコッ
芬『その笑顔が一番しっくりくるよ』
露『あたしも』
あ、そろそろ仕事に戻らなくては…
『私は仕事に戻りますね』
露『ああ、またな』
芬『じゃあね、日本』フリフリ
『ええ、また』ニコッ
ああ、疲れた…
私…何してるんでしょう…
伊太利亜さんの仕事もあるのに…
やらなければ…
亜『やっほ〜!!Japan!!』
は…
亜『最近全然話せてないね〜!!』
『ぁ…え、と…』
亜『ん?どうしたの、Japan?』
苦しい。
息ができない。
当たり前だ。
会いたくないし、
口を聞きたくないから避けたのに。
まさか向こうからくるとは…
『ごめんなさい…ちょっとお手洗いに…』ガタッ
亜『?うん…?』
ほぼ走るような形でお手洗いの個室に駆け込み、
鍵をかけた。
『は、ぁ゙…っっ』
『ふ、ぅ…ぁ』
息ができなくて死ぬところだった。
予想以上にあの出来事はトラウマってるみたい…w
『はぁ…仕事いこ…』
あれから亜米利加さんが席を立つたび、
私はお手洗いに駆け込むようになりました。
独逸さんには不思議がられ、
加奈陀さんから勘違いで胃腸薬が送られてきました。
伊太利亜さんからお腹をさすられ、
芬蘭土さんにはココアをもらい、
中国さんから漢方薬がおくられ、
露西亜さんからは上着を貸してもらいました。
どんだけですか…
まぁ、私が悪いんですが…
そんな日々が1年は続いたと思います
ふと、スイッチがoffに切り替わったんです
パソコンと向き合ってるだけの時間
お話をしても右から左へ通り抜けて
私の心に響くものがなくなった
とりあえず気分を高揚させたくて、
加奈陀さんからもらった胃腸薬と、
中国さんから頂いた漢方薬を
手に許容量以上だした。
怖い。
これだけ飲んだらどうなってしまうんだろう…
もし、仕事に打ち込めなくなってしまったら?
これ以上迷惑はかけられない。
でも、会社で笑顔を見せられる自信がない。
飲むしか、
ない。
『ご…ッッぐ…っっ』
『ん…ぇ…、?』
きもちいい。
しあわせだ。
『ははっ…これでわらえる…』
増える切り傷。
足りない薬代。
ずりずりと擦り減っていく何か。
減る体重。
しばらくまともな食事を摂った覚えがない。
鎖骨が明らかに目立ち、
手足は今にも折れそうである。
伊『ねぇ、日本なんか痩せたんね?』
『そうですか…?』
独『長袖、暑くないのか?』
『ええ、暑くはないですよ?』
ほんとに暑くないし、寒くない。
感じてないだけだけど…
芬『日本、最近フラフラしすぎじゃない?』
露『日本、休め』
『ぇ?大丈夫ですよぉ…?』
まずい。
バレてしまう…
ODの危険なところは飲んだあとだ。
呂律がうまく回らず、
普段よりゆっくりと丁寧に発音しなくてはならない。
頭はぱちぱちしていて、
よく回っていない
英『日本さん、最近おかしいですよ?』
『ぃひりしゅしゃん…??』
英『に、日本さん…??』
英『大丈夫ですか…??』
『らいじょうぶでぇす…』
仏『日本…??』
『ぁ、ふりゃんすしゃん…!! 』ふらっ…
仏『ちょっとほんとに大丈夫!?!?!?』ガシッ
英『日本さん…少し舌を出していただいても?』
『ふぁ〜い』べぇ…
仏『舌が…青い…』
英『やはり…ODでしたか…』
仏『英国、ODって?』
英『市販薬の大量摂取です』
英『気分の高揚、快楽、苦痛からの解放を求め、』
英『睡眠薬などのドラッグストアに売ってあるような薬を大量に摂取します』
仏『それって大丈夫なわけ?』
英『正直、バカ娘共がやってるやつよりやばいです』
仏『…どんな感じ?』
英『幻覚や、興奮状態、強い幸福感や、思考力の低下、知覚過敏です』
英『ですが、ODの危険なところは離脱症状にあります』
『…ぉふたりしゃん…??』
仏『ごめんね、日本』ナデナデ
『ふへ、っ!』
仏『英国、続けて?』
英『…はい』
英『ODの離脱症状は、』
英『主に強い不安感、けいれんや動悸、吐き気、悪寒。』
英『最悪、力が入らず動けなくなることもあります』
仏『…ッッ』
英『日本さん、あそこ何が見えます??』
仏『は?あそこには何も…』
『こびとしゃんでしゅねぇ…』
仏『あそこには何もいないんだよ…ッッ?』
『わぁ…!!こっちにきましゅ!!』
『にげりょ〜!』ふらふら
仏『日本…』
英『…このように小人が見える人もいれば、』
英『虫が見える人もいるそうです』
仏『日本〜?おいで~?』
『ふぁ…ぃ?』バタンッ
英『日本さんッッッ!!!』
仏『日本ッ!!』
英『救急車を!!』
伊『に、ほん…? 』ビクビク…
独『…日本、なんで…』
芬『日本!?!?』
露『にほん…? 』
加『日本…ッッ??』
亜『ぁ…え…??』
薄れゆく意識
重たすぎる瞼
ちかちかする
みんながわたしをみてる…?
みんなが…わたし…を…?
『ッッッ!?!?』ガバッ
英『日本さん!ダメです!そんな急に…!!』
『ぉ゙え゙ぇ゙ぇ゙…っ゙っ゙っ゙』べちゃべちゃッ!
『はッ…、はぁ゙…っ゙!?』ガクガクッッ
『ぐる゙な゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙ぁ゙…ッッッ!!!』
亜『にほんッ!!』
露『落ち着け日本ッッ!!』ガシッ
『ぁ゙ぁ゙ぁ゙!?!?』ガクガクガクガク
加『もうすぐ着くって!!』
芬『日本!!そこには何もいない!!』
仏『何にもないんだよ…ッ』ポロポロ
英『仏蘭西…』
伊『日本…ioのせい?』
伊『ioの仕事したから…ッ?』
中『違う。伊太利亜のせいじゃないある…』
伊『うわぁ゙ぁ゙ぁ゙んッ!!』ボロボロ
『ないてりュんでしゅガ…?』
『イたり亜シャん…?』
伊『日本…日本…!!』ギュッ
『…』パタッ…
露『!?』
英『寝た…みたいです…』
加『あ!きた!!』
英『行きましょう』
ゆめをみた
あめりかさんとわたしがてをつなぐゆめ。
すっごくしあわせそう。
いいなぁ…
『…ぁ?』
伊『日本ッ!!よかったぁ!!』ボロボロ
独『…ッ』ポロポロ
露『…心配したよ』
芬『死んじゃうんじゃないかって…ッ!!』ポロポロ
仏『よかった…』ボロボロ
英『日本さん、頼ってください…ッ!』ポロポロ
亜『日本…』ポロッ
ここ
きらい
ゆめ
すき
ゆめが
いい
そうだ
しのう
病棟内。
何にもない部屋。
…
少しだけ口を開けて
すぅ…
はぁ…
ぶちっ
仏『うそ…だよねッッ? 』
英『舌を…ですか…』
伊『ジャポーネ…?』
伊『うそ…だよね…?』
1つの石の塊の前で佇む国達。
独『ヤーパン…好きだったよ…』
露『なんだかんだ可愛がってはいたんだ』
露『嫌いじゃないよ』
芬『ずっと私のこと気にかけてくれてたよね』
芬『そういうとこ、好きだったよ』
加『君は私のメープルシロップを気に入ってくれた』
加『そのときのあの顔に一目惚れしてたんだ…』
英『世界の中で同じ島国同士だからと仲良くいましたが、』
英『本当は、それ以上の仲になりたかったんです』
仏『貴方、私の行くとこ行くとこについてきたよね 』
仏『その必死なところがとっても可愛かったよ…』
独『ヤーパンだけだった… 』
独『私の残業を手伝ってまで一緒に居てくれたのは』
伊『ioのこと可愛がってくれてたよね…』
伊『そうやって甘やかしてくれる君の顔が好きなんよ』
中『昔から我に尊敬の意を示してくれていた』
中『それが…たまらなく愛おしかったあるヨ…』
亜『…』
英『亜米利加、頑張って』
亜『…ずっと、好き、だった』
亜『可愛くて、一生懸命、あたしについてくるから』
亜『あたし…日本のこと、好きだよ』
亜『あいしてる』
ごめんなさい。
この言葉は、
もう、届かない。
あと、何年後でしょうか
早く貴方に会いたい
想い人の泣き顔なんて、
望んでいないのでね
ごめんなさいm(_ _;)m
投稿遅くなってしまいました…
最近本当に忙しくて、ストーリー書いてる暇すらなかったです…
あとシンプルにネタがないです
リクエストお待ちしてます…!
さよなら(^^)/~~~