遊園地🎡
シゲさんの娘、瑠海ちゃん。4歳。
瑠海「うわぁー!遊園地ー!」
照「どれに乗るー?」
瑠海「あれー!」
瑠海ちゃんが指さしたのは、1番人気のジェットコースターだった。
○○「……ん。乗れるかな?身長…」
照「見てみるか。」
そこには、この線より下の子は乗れません、と書いた看板が。
合わせてみると、少し足らず。
○○「瑠海ちゃん、もう少し大きくなってまた来ようか。まだ乗れないみたい。」
瑠海「なんで?」
照「ん、これはね、ここの線より頭がでるくらい大きくないと、落ちちゃうから。落ちると怪我するんだよ。」
瑠海「そっか……」
残念そうだった。
代わりに、メリーゴーランドに誘う照。
自分が乗りたかったんじゃ……と思いつつ、ジェットコースター苦手な私は黙って着いてった。
それからは、色んなものに沢山乗った。
子供用のジェットコースターも。
それでもちょっとこわくて、私半泣き。
それをみた2人に笑われて。
瑠海ちゃんがもう1回っていうから、私は写真係してた。
照も瑠海も楽しそうだった。
歩く時は、瑠海ちゃん真ん中で、手つないで。
たまに、照に抱っこされたり、肩車されたり。
なんか、照って子供いたらこんな感じなんだろなぁって。あまり違和感無かった…。
色々乗ってはしゃぎ回ったからか、瑠海ちゃんは寝てしまった。
照「そろそろ帰るかー」
○○「だねー」
旅館に着いた頃は、18時過ぎてた。
シゲ「ごめんね!」
照「ううん、全然!楽しかったし。」
○○「なんか親子みたいだったよ。瑠海ちゃんと照。」
シゲ「そっか!笑。あ、でももうこれくらいじゃない?」
照「ん?、あー、まぁそうだな……」
ん?なんか照の表情が…
奥さん「あ、おかえりなさい!あら、寝ちゃったのね(笑)ほんと、ありがとうございました!あ、お部屋の方に、夕飯、準備させてもらってます!これ。鍵!」
○○「あ、ありがとうございます!」
シゲ「好きなだけ居ていいよ?」
照「いや、明日は帰るよ、(笑)」
シゲ「そっか(笑)」
部屋に戻ると、すごく豪華な夕食。
○○「うわぁ…すごい!」
照「なんか、申し訳ないな。急に来たのに…」
夕飯のあとは、それぞれお風呂を済ませた。
○○「照……?」
照「ん?」
○○「ありがとう。連れてきてくれて。」
照「少しは気晴らしになった?」
○○「うん!すごく……」
そう言うと抱きしめられた……
落ち着く……
と、思ってたら、
そっと唇を重ねられた……
○○「……///」
照「……ごめん…」
すっと離れてく、照。
思わず、裾を掴んだ…
照「…え?」
○○「……///………その……えっ…と」
絶対わたし、今耳まで赤い。
すると、ギューッと抱きしめられた。
○○「……ッ。泣。……好き……」
照「……俺も好き……」
それからは自然に…
いつの間に寝てて、ふと、目を覚ますと、目が合った。
○○「……///」
照「大丈夫?(笑)」
そういって、頭を撫でられた
照は、私を凄く甘やかしてくれる。
○○「……照?」
照「ん?」
○○「……ギュッてしてねていい?」
自分でもちょっとびっくりした。
照「…もちろん(笑)。○○意外と甘えん坊だね(笑)」
そういって、ギュッと抱きしめられた。
そのまま、私眠りについた…
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