早く来すぎたかな、…
おんりーチャンを待たせるわけにもいかなく、俺は早めにドズル社噴水にきたつもりだった
だけど、
そこにはスマホをいじりながら噴水の隣のベンチに座っているおんりーチャンがいた
「!、…おはようございます」
俺が来た足音で気づいたのか、俺を見るなり笑顔で言ってきた
「おはよう、そういえばどこに行くの?」
「あ、こっちです」
そう言って、俺の袖を引っ張って案内してくれた
「今から映画館行くんですけど、ぼん先生は大丈夫ですk」
「待っておんりーチャン、敬語はまだしもぼん先生はやめよ?」
「、…じゃぁ…ぼんさんってどうですか?」
「ん、いいよ」
「で、今から映画に________________」
屋上以外でこんなにおんりーチャンと話すのなんて初めてかもしれないなぁ
しかも、生徒と教師が一緒に映画館なんて他じゃあり得ないだろうなぁ
映画館について、席に座るとおんりーチャンは膝にポップコーンをおいて、食べ始めた
「ふんはん、はめまふ?(ぼんさん食べます?)」
なんて言ってるかはわからないけど、ポップコーンをこっちに寄せてきたから一口もらった
映画は恋愛系のストーリーだった。お話のクライマックスでは、幼馴染みの男女が再会するシーンでは観客の大体が涙を流していた
その大体に俺とおんりーチャンは含まれてはいないけどね
でも、見てて面白かったは面白かったし、映画館ってなかなか来ないから来てみて良かったかな
❤️1500
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