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桃「なっちゃん〜、御昼一緒に食べよ〜」


クラス遠い癖に、何時も昼になったらやって来る。


そんな奴だった。


赤「お〜、おけ、先屋上行っとけ。」

桃「はぁい。」


嫌いじゃ無かった。


というより、仲良い友達だった。


友達ってか、親友?笑


保体で忘れ物したら、体操着を貸し合ったり。


暇だったら、家に凸って遊んだり、

なんならそのまま泊まったり。


誰よりも側に居て、誰よりも互いを知っていた。


___問題は、そこにあった様だ。




緑「暇ちゃん、この頃何処行ってるの?」


風呂から上がり、ソファに座ってアイスを齧っていると、バイトから帰って来たすちに問い掛けられた。


赤「ん〜、バイトからんの家。」


素直に答えると、ふぅん、と呟き台所に立つすち。


緑「らんらんと……ねぇ。」


静かに言い、俺の背後に回る。


赤「のわ、」


ぎゅ、と首に抱き着かれ、クッションの上に倒れそうになる。


すると首筋にひやりとした物が当たっているのを感じた。


慌てて退こうとするが、腕で固定されて逃げられない。


緑「俺、そろそろ嫉妬するんだけど?」


デコルテ辺りに鋭い痛みが走る。


ゆっくり視線を落とすと、白いTシャツの上に血が滲んでいた。


赤「ッ、御免、」


謝るが、身体を抉る力は強くなっていく。


拳を握り締め、歯を食いしばる。


緑「……ぁ〜、暇ちゃん泣かないで?」


包丁を離し、頬に温かい手が当たる。


少し震えている足を抑えた。

バレたら何をされるか分からない。


緑「分かってくれれば良いんだよ。」


笑顔に戻り、安心したのもつかの間だった。


緑「でも、償いはしてよね?」


赤「へ、」


血の気が頭から引いていく。

寒気がした。


赤「む、無理無理ッ、明日学校だし、!」


冷や汗が溢れ落ちる。


緑「……関係無いでしょ?悪いのは暇ちゃんだよ?」


赤「ッッッ、」


嗚呼、もう駄目だ。


こうなったら、反抗しても意味は無い。


赤「御手柔らかに、」


にこっと笑うすち。


緑「約束は出来ないかなぁ?♡♡」








赤「ぉ”〜〜〜ッッッ♡♡し、ん”じゃぁ、ぅッ、♡」


くらくら目眩がして、呂律が回らない。


焦点が合わず、ただ吐き気がする。


緑「大丈夫大丈夫♡♡」


呑気に無慈悲に、どちゅっ、と容赦無く奥を突いて来る。


赤「い”っひ、♡♡や、らぁッ♡……ぁ”っへッッ、♡♡、?!」


届いては行けない所迄キている、そんな気がする。


緑「涙と涎垂らしながら嫌々言っても説得力無いよ、笑」


赤「そんな、ッ♡♡こと、い“ってもぉっ♡///」


無理だ。


バックの様な体制を取られ、後ろで手を固定されている。


だから顔を拭こうにも動く事が出来ない。


緑「……あ、そういえばさぁ、」


何かを思い出した様に急に腰を止めるすち。


息を整えながら、顔を見上げる。


赤「なに、、……ッお”〜〜ッ♡♡?!」


先程とは比べ物にならない程の目眩。


緑「ばぁか♡♡油断大敵ですよぉ♡♡」


そんな言葉に苛ついて、抵抗する様に足をばたばたと蹴る。


……それが癪に触ったみたいだ。


赤「ぅ”ゅ、〜ッ、、、は、ひ、?ッ♡♡な、、ぇ、?♡♡//」


過呼吸になりながら息を吸う。


何が起きているのか分からない。


急に目が明るくなったり暗くなったりする。


緑「あ〜、結腸入っちゃった♡♡」


緑「そうだ、良い事考えた!」


そう言ってにやりと笑う。


緑「まだまだ楽しもうね……?♡♡」



暴力を良く奮ってくるすち。


俺の彼氏だった。





赤「あ”ーッ!」


桃「え、何、怖。」


時間は正午。


何時も道理屋上に来て、朝至急茹でたそうめんをつついていた。


まぁ、動く度腰がボキボキ鳴って激痛に伴われればキレて発狂したくもなる。


泣かされて、中出しされて、結腸入って、トんでも無理矢理起こされる。


生地獄だ。


桃「あ、今日カラオケ行かん?」


これ又何時も道理に提案して来るらん。

でも乗り気にはなれなかった。


赤「悪い、無理。」


溜息混じりに答えると、理由を聞いて来る。


赤「……実は、」


昨日あった事を述べる。




桃「ありゃ、すちスパルタ〜」


赤「うぜ。」


桃「えぇ?!笑」


どうしてだ、どうして俺の周りは呑気な奴ばっかりなんだ。


すちとらんはバイト先が同じな為、結構面識は有るらしい。


因みにすちは隣の高校、偏差値68と言うばりばり頭良い所で有る。


赤「て訳で無理。」


するとらんは少し納得行かなそうな顔をする。


赤「……何。」


何か、こう、うざい顔だ。

兎みたいな。


桃「彼奴がDVぃ?」


半信半疑の目で此方を見て来る。


何なんだ此奴。


俺の彼氏より俺と一緒に居た時間の方が長いだろうが。

信用しやがれ。


赤「はいはい、じゃあ証拠見せますよ。」


そう言ってカッターシャツのボタンを外し始める。


桃「はぁ、?!」


何故かそれに慌てるらん。


赤「ほれ。」


包帯も解き、昨日刺された場所を見せる。


桃「おぉ、、」


あからさまに顔を顰めている。


ま、当たり前だろう。


骨見えそうだからな。


桃「いくらなっちゃんでもそのレベルはしないか……」


謎の苦笑いを浮かべている。


何やねん、いくらなっちゃんでもって。


ぽちぽち、と上にボタンを止めて行くが、その手が止まる。


桃「え、どしたん?」


しばらく固まっていると、心配の声。


赤「……ええい、良いわ!」


桃「はぁ、?…は?!」


赤「なんじゃい。」


もう暑苦しくて死にそうだ。


面倒臭いので、上は下着以外脱いでしまう事にした。


そんな俺の姿に慌てふためいている。


桃「は、ねぇ、!着なよ!」


焦りながら説得しようとしている。


赤「良いやろ、別に。誰も来んし。」


早く帰りてぇなあーとか呟きながら、フェンスに寄り掛かる。


赤「、うお、!」


ぐらっと視界が後ろへ倒れ、身体に激痛が響く。


赤「ッ何すんだよ!」


仰向け状態の俺に馬乗りになっているらん。


その目は笑っていなかった。


桃「俺も男の子なんだよね、分かる?」


真顔で腹部をなぞって来る。


又すちとは違う怖さだ。


赤「は、はぁ、?何言ってんの、」


戸惑いが隠し切れない。


普段道理じゃ無さすぎる。


桃「ね、ヤろ?」


赤「は?!」


此奴、ガチで何を言ってるんだ。


さっき腰痛い話したぞ?!


てか、


赤「バレたらすちに殺されるぞ、」


冗談では無い。


彼奴は平然とそういう事やりそうだ。


桃「バレなければ良いんだよ?」


そう言って妖艶に笑う。


赤「誰か来るかもだし、。」


桃「“良いやろ、別に。誰も来んし。”でしょ?」


ぅ、とすごむ。


何も考えず簡単に発言した数分前の自分を殴りたい。


桃「てか、こっちの方が今有利だから。」

「未成年の性行為、校則違反でしょ?」


俺がチクったら退学だねぇ、と楽しそうに告げる。


最悪な性格だ。


赤「……傷は付けんな、」


退学は本当に困る。


桃「勿論♡♡ゴム無いけど、許してね?」







らんの行為は優しかった。


ちゃんと慣らして、痛くない様にいれてくれる。


苦しくない快楽。


そんなの初めてだった。










それから、数ヶ月間何も起きなかった。






らんとの事もバレず、“平和”。










______でも、ある日事件は起きた。






















赤「ぅ”〜〜、」


桃「なっちゃん大丈夫?」


腹を抑えて唸る俺を優しく撫でてくれるらん。


腹痛が酷かった。


別に変な物何も食べてないのに。


赤「お”ぇ”ッッ、」


トイレに向かって吐き続ける。


出しても出しても、気分は良くならない。


桃「早退しな、ね?」


伏せ目で憂いを含んだ顔で言う。


きっと俺は酷い顔をしてるんだろう。


吐瀉物でまみれ、青い顔。


安易に想像出来る。


赤「ん、、」


力無く頷きクラスに戻ってから、鞄に教科書を詰め始めた。






赤(ちょっと治ったか?)


まだ全然明るい空を見上げながら考える。


原因は何だろう、と。


赤「何かしたかなー……」


心当たりは無い。






赤「……ぁ、」


家路を進む足が止まる。


赤「ん、嫌、流石に、」


口元を抑え、微かに手は震える。


赤(無い、流石に、絶対。)


突如頭に出て来た“最悪のリスク”。


赤「…………でも、一応ッ」


思い直し、家とは別の方向、薬局へ歩き出した。












赤「おわ、った、」


駆け込んだコンビニのトイレの個室で項垂れる。


赤「どっち、?」

















悩みに悩んだ俺の手には、カッターが握られていた。

























拝啓、愛しい貴方へ。


あれから沢山の時が過ぎた。

のうのうと生きてた頃に戻りたい。

時の流れは残酷で、俺達の日々は消える。

こんな話、ましてや手紙なんて書くとは。

路地裏で騒ぎ合った。

試験勉強で徹夜した。

手遅れになる前に、やりたい事だけやった。

ゴミ見たいな人生でも、後悔しない様に。

面倒臭がりな御前。

大人しくて、仲良かったらん。

願った通りの道じゃなかった。

良い事だけの人生じゃなかった。

だけど、俺は大好きだった。

掛け替えのない時間だった。

らん達なら分かるよな?


____________




桃「すち〜、手紙来てるよ〜」


遠くから声が聞こえる。


緑(……手紙。)


そんな物貰うのは何年ぶりだろうか。


桃「はい。」


差し出されたものを受け取り、名前を見る。


緑「……暇ちゃん。」


心底意外だった。


どうして今更。


それは、中身を開けば直ぐに分かった。


緑「……ふ、」


思わず口元から笑みが零れる。


最後迄は読まない。


大体、内容は分かるから。


桃「え、何、なっちゃんから?」


目を見開きながら、渡した手紙を読むらんらん。


彼の背中には、真っ白な羽が生えていた。


緑「…ねぇ、らんらん?」


柔らかい頬に手を当てる。


緑「久しぶりに、暇ちゃんに会いたくない?」


俺がそう言うと、さっきよりも更に驚いた様な顔をする。


桃「……連れて来るの?」


問い掛けてくる身体は震えていた。


___まぁ、そりゃそうだろうね。


ゆっくり抱き寄せ、頭を撫でる。


どちらにせよ、俺はもう後戻りは出来ないんだよ。


暇ちゃんは俺達を傷付けた。


一度底に堕ちたんだ、二度も変わらない。


こく、こくと頷いて聞いてくれるらんらん。



俺の背中には、真っ黒に染まった羽が生えていた。






我ながら呪いの様な文章だと思った。


彼奴らなら、気付いてくれるよな、と思う。


許してくれるだろうか。


そこが問題だ。


赤「……御免ね、」


平らの腹部を撫でる。


その時だった。


桃「……なっちゃん。」


赤「ぇ、」


ひゅ、と息を呑む。


鳥肌が立った。



桃「迎え、に来たよ、」


そう言って涙を流すらんの背後では、何か黒い物が背中を包み、染め上げていた。











­­–­­–­­–­­–­­–­­–­­–­­–­­–

ど う で し ょ う ?


解 説 要 り ま す か ?


…… 何 だ こ れ 、意 味 不 明( )

拝啓、愛しい貴方へ。

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コメント

2

ユーザー

素敵な作品ですね コンテスト参加ありがとうございます

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