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※地雷注意、学パロ、キャラ崩壊?
先生「はい、今日は転校生が来てます」
先生「入って」
ガラッ
「初めまして、」
めぐろ「!!!」
俺は一目見て腰が抜けた。
嫌な記憶が一気に蘇る。
女子1「えぇーどこから来たの?」
女子2「英語もペラペラで顔がいいとかすごーい!」
女子3「マジでかっこいい!!」
あいつは女子たちが思ってる、そんな人間じゃない。
よりにもよってなんで俺のクラスなんだよ、
めぐろ「はぁ、」
「、、あの」
ビクッ
めぐろ「は、はい?」
「この学校を案内してくれないかな?」
めぐろ「え、あ、」
「ね、」
あいつの手が俺の首元に触れた。
めぐろ「ヒッ」 ビクッ
俺は急いで手を振り払った。
「だ、大丈夫?」
めぐろ「あ、うん、行こっか」
めぐろ「で、ここが食堂ね」
「めめ。」
「昔と変わってないね」
めぐろ「、え?」
「俺らは愛し合ってたでしょ?」
めぐろ「それは、ラウールが、一方的に!」
めぐろ「俺はお前のことなんか一度も、」
ドンッ
ラウール「せっかく再会できたのに、」
ラウール「なんでそんなこと言うの?」
あれはちょうど4年前。
家から少し離れた中学に入学した俺は知り合いが1人もいなかった。
自己紹介の時、
ラウール「村上です。一年間よろしくお願いします。」
ラウール「ニコッ」
あいつが俺に微笑んだ。
それからなぜか話しかけてくるようになり、
気づけばいつも一緒にいる親友になっていた。
俺は友達ができるようになり、ラウールと一緒にいることが少なくなってきた。
中3の初めの頃、ラウールの家に初めて泊まりに行った。
その時はラウールの親もいなく、2人で過ごしていた。
めぐろ「うわーやっぱりでか〜!」
ラウール「そう?」
ラウール「お風呂入る?」
めぐろ「お、うん!」
めぐろ「はぁーさっぱりしたー!」
ラウール「…」
めぐろ「、ラウール?」
ラウール「あぁ、そろそろ寝よう」
ガチャ
ラウール「ッ、はぁ、」
ドンッ
めぐろ「え、なに」
ラウール「俺たち一つになろう」
めぐろ「、なに言ってるの」
ラウール「俺のこともっと意識してよ」
めぐろ「だから何言って、」
カチャカチャ
ラウール「はぁ、はぁ、」
めぐろ「!?!?ちょっと!」
ラウール「ごめん、いつもは、写真で我慢してたんだけど、」
ラウール「実物だと、やっぱり我慢できない」
めぐろ「は、はぁ!?」
ラウール「ね、いいでしょ?」
何もよくねぇよ、
やめて、触らないで
そう早く言えばよかった。
でも、俺にはそう言えなかった。
めぐろ「はぁ、、はぁ、」
ラウール「可愛かったよ」
チュッ
思わず吐き気がした。
男と、ヤった
その事実は消えない。
クラスメイト1「また寝てるよ」
クラスメイト2「寝顔もかっこいい、」
めぐろ「ん、、」
ラウール「寝てたの、?」
めぐろ「ビクッ」
ラウール「かわいいね」
めぐろ「な、なにが、」
ラウール「今日うち来てよ」
めぐろ「、、」
ラウール「今日は親いないんだ」
めぐろ「やだ、」
ラウール「、あ?」
めぐろ「ビクッ」
ラウール「、、そっか」
めぐろ「ちょっと、引っ張らないで、」
ラウール「俺の家に来るのが嫌なんでしょ?」
ラウール「じゃあここで、」
めぐろ「冗談はやめて」
ラウール「これが冗談だと思う?」
めぐろ「、、やめろって」
ラウール「じっとしてて」
あのときのあいつの俺の腕を握る力は次の日にアザができるほど強かった。
あれから女の子ともまともに付き合えなかった。
彼女ができてもあいつの顔が頭に浮かぶ。
彼女「私のこと嫌い?」
めぐろ「そんなことないよ」
彼女「じゃあキスして、?」
めぐろ「、、」
いつもあいつに見られているような気がした。
あいつに何か言われるのが怖かった。
それから人との接触を極力避けた。
俺は無事あいつとは違う高校に進学した。
それで今に至る。
ラウール「せっかく再会できたのに、」
ラウール「なんでそんなこと言うの?」
どんどんラウールが迫ってくる。
めぐろ「やめて、!」
ラウール「え、」
めぐろ「なんでお前がここにいるんだよ!」
めぐろ「お前と一緒の高校が嫌だから志望校は誰にも言わずに変えたのに!」
めぐろ「お前のことなんか二度と見たくなかったのに、」
ラウール「、、」
ラウール「俺は入学してすぐに、親の転勤が決まって」
ラウール「半年くらい海外にいたんだ」
ラウール「日本に帰ってくるとき、めめと同じ高校に行きたいと思って、俺探すの大変だったんだよ?」
ラウール「元々行ってた学校は辞めて、進学と同時にここの学校に転校したんだ」
ラウール「クラスに入った瞬間、めめの姿が目に入って、本当に俺は運がいいと思ったよ」
ラウール「めめの首に触れた時から興奮が抑えられないんだ、」
ガシッ
ラウール「もう逃がさないよ」
Next…?
希望があったら続き書きます!
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