始まる前に…タイトルや台詞を少々変えさせていただきました。
御本人様には何の関係も御座いません。
自傷行為等が含まれます。苦手な方は見るのを勧
めません。
過去編__
俺は実験体。
失敗作の実験体。
“ココロ”を持ってしまった失敗作。
俺の実験所は赤子の頃から実験する場所だ。
俺はNO.119。
実験体にするためだけに生まれた。
実験内容はこうだ。
赤子の頃から愛情も、感情も与えなかったらどうなるのか。
というものだ。
今思えば頭が可笑しいことをしている。
冷房も暖房もない。
そもそも暑いや寒いなども知らない。
白い空間に1人、ぽつりといる。
物心ついた頃から。
7歳からは記憶はある。
ご飯は来る。
壁が開いたらご飯がある。
ベッドもある。ふかふか。
お風呂は無い。
でも、汗をかかない。
髪にシラミができてもシラミを知らないし、臭さも分からない。
自分が醜い姿をしていることも。
12の時
初めて見た“ヒト”という物に着いてこいと言われた。
着いていくという言葉知らない振りをし、ぼーっとしていたら腕を引っ張られた。
そこにはさっきとは別の“ヒト”がいた
ふかふかじゃないベッドがあった。
周りもいつもの所じゃない。
変な匂いでぐちゃぐちゃ。
そこに優しく置かれた。
頭に装置をつけられた。
多分だけど脳の状態を調べていたんだと思う。
その“ヒト”は装置を外して
俺に泣きながら注射器を打ってきた。
“ヒト”?「ごめんね、…ッ…ポロポロッ」
気がついたらいつもの場所。
次の日また着いてこいと言われた。
またあの“ヒト”がいた。
“ヒト”?「ちゃんと話をするね。ここは俺と君以外聞こえないから大丈夫だよッ、!」
“ヒト”?「あっ、ごめんねっ!?言葉分からないよね!?」
俺は首を横に振った
“ヒト”?「えっ!?分かるの…ッ??」
今度は縦に振る
“ヒト”?「……どうして分かるの?」
“ヒト”?「…もしかして言葉は話せない?」
俺は首を縦にぶんぶん振る
“ヒト”?「あははっw元気だね笑…」
“ヒト”?「…ッ…ロボ太…((ボソッ」
“ヒト”?「……!!そうだ俺が君に言葉を教えたげるね!!」
“ヒト”?「あ、でも他の人とは絶対に話しちゃダメだからね!?俺も君も殺されちゃうから!!」
俺は頷いた。
コメント
2件
この作品、好きだ‼️